白か黒か?
ワンパンマンの腕立て伏せx100上体起こしx100スクワットx100ランニング10キロ、エアコン未使用! コレを始めました。
ハゲないか心配ですw
彼女との閨事はノクターンで語るとして、何故にこんなことに至ったのか?
吊り橋効果や、命の危機に依る種の保存本能とかそんなもんじゃね~
一目惚れより恐ろしい片鱗を味わったぜ・・・
「ソレが言い訳ですか?主様?」
「いやホントすみません」
こいつ副音声で遺言って言いやがった!
「・・・まぁいいです。この埋め合わせはあす頑張って貰いましょうか。 それより本当にいいのですか?」
衣服を整えベッドから抜き出しながら答える。
「俺たちをここに送って高みの見物決め込む輩が俺たちの敵だ・・・この世界の真実とその輩の真意を探り、戦うという意味では七英雄・・・地球人は味方だ・・・最悪俺たち以外、全ての人間、魔物、この世界の住人全てが敵に変わる可能性もあるし、その分、能力、人格を考慮に入れても彼女は生かしておいたほうがいい。」
「私たち大精霊が敵にまわる可能性は?」
「ない 契約、未契約に関らず、大精霊は世界の触覚、分身のようなものだから操られることもない。世界を改変できるのなら俺たち外部の人間をここに招く必要が無い。 当面は魔物、人間が敵だ・・・戦争を回避し、治安維持に努めていれば、ノコノコと黒幕が出てくるはずだ。」
「彼女が黒幕・・・又は関係者の筋は?」
「ありえん。 私情を差し引いてもチート級の能力、カリスマそして単身で俺に挑もうとすること、大精霊との契約者にも関らず、戦争の手を止めないからまさかと思ったが、帝国幹部会の存在が其れを否定している。」
「彼女たちが?」
「もしカグヤが七英雄との戦闘や戦乱を望む黒幕なら、ブレーキ役や露払い役の彼女たちを邪魔に思うし作る必要がない、俗にいうNPCこの世界の住人をワザワザ大精霊の契約と同種の【戦女神の加護】のスキルで世界とのリンクを外しているんだ・・・黒幕が態々そんな真似はしないだろう。彼女も無意識の内に勘付いていたんだろう、この世界の住人が敵にまわる可能性を・・・」
憶測ではない、歴史上英雄や聖女と祀られた人間が民衆の手で、怪物、魔女とされ、処刑されている事をこの世界が隠している空白の歴史を古代遺跡の石碑に、書物に記されていた。
大精霊と人との間に生まれた闇の神子も世界からのリンクが外れていたからこそ、観測者、黒幕の存在に気づけたのだろう・・・それゆえに消された。
当時の光の神子をロマリア王を通して闇の神子とぶつけ、邪魔者を纏めて処分しようと画策した結果があの黄泉の入口の誕生だ。
歴史を隠蔽できても、光の神子のリッチの記憶、闇の神子の妹という生き証人が・・・
「闇と光の大精霊は四大精霊とは別種だからまさかと思ったが今回の件で大精霊との契約者、そしてカグヤの【戦女神の加護】が大精霊の契約者の眷属を作り出し観測者のリンクを外すことが確認出来たんだ。 あとは彼女たちとは良好な関係を築いていけばいい。」
「彼女の貞操を奪った段階でかなり関係が悪化するのでは?」
「和姦です~同意の上だから何の問題もありません~」
「うわッ! なんですかこの人 我が主人ながらムカつきますよ!」
「んん! 後は戦争を物理的に止めてしまえばいい。 この砦の戦力を無力化する。夜の闇こそ俺たちの本領だ。」
さぁ本日の仕上げといこうか!
「誤魔化せるとでも?」
「だからごめんって!」




