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『家族に迷惑を掛けるくらい趣味にのめりこむ』というのは、それこそ『ギャンブルに狂ってる』のと大差ないと思う。別に趣味そのものを否定したいわけじゃない。ただ『<家族に迷惑を掛けるレベル>ともなると話は

『家族に迷惑を掛けるくらい趣味にのめりこむ』


というのは、それこそ、


『ギャンブルに狂ってる』


のと大差ないと思う。


別に趣味そのものを否定したいわけじゃない。


ただ、


『<家族に迷惑を掛けるレベル>ともなると話は違う』


ってだけ。それと同時に、


あくまでも、


『いくら迷惑を被ってるからって、趣味のコレクションを勝手に処分するのは違うよね』


というだけのこと。これも、


『理由さえあれば何をしてもいい。というわけじゃない』


という話だよね。


加えて、パートナーについては、


『それも承知で一緒になったんじゃないの?』


とは思うしさ。それでも、子供にまで迷惑をかけるのはそれこそ違うでしょ。


『そこまで趣味にのめり込みたいんだったら、結婚なんかするべきじゃなかったよね』


とは思う。


だって子供は別に望んで生まれてきたわけじゃないし。


子供が生まれたことをパートナーの所為にするのも筋が違うよ? そんな人をパートナーに選んだ責任は子供にはないからね?


パートナーを選んだ責任は、あくまで選んだ当人にある。


少なくとも<自由恋愛>の場合は。


自分で相手を選んでおいてその相手を()(ざま)に言う親の姿を子供はどう思うかなあ?


そんな風に誰かを()(ざま)に言うのは当然のことだと考えちゃったりしないかなあ。


誰かを()(ざま)に言うのを当然だと思ってる人は一体誰からそんなの を学んだんだろうねえ。


私もダンナもそういうことしないようにしているからか、子供達も基本的にしないんだよね。


ああでも、長女については、仕事の時に私がさくらと喧々諤々やり合ってるのが聞こえてたからか、ちょっと口が悪いところもあるけどさ。それは申し訳ないと思ってる。


でもまあ、誰彼構わず噛み付くようなわけじゃないから、まだ救われてるよ。それにダンナの話じゃ、以前に比べると随分とマシになってきてるらしいしさ。


そこはちゃんとフォローできてるんだなってホッとした。


親だって完璧じゃないから失敗だってするよ。大事なのは自分の失敗を認めてそれをフォローするのと、経験として活かして改めていくことだと思う。


趣味にのめり込んで家族に迷惑を掛けるのも、それを反省して改めていくなら、そこから挽回することもできるかもだけど、自分の趣味をただ一方的に認めてほしいとか思うんなら、道は果てしなく険しいよね。


だって興味のない人にとってはとうてい理解できないことだしさ。


自分だって興味のないことを理解しろって言われて理解できる? 理解したいと思える? 思えないのならそれが答だよね。



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