自分が＜親＞な人が『親ガチャなんてない！』って言ってんのならそれは『自分が＜ハズレ親＞だとか思われたくない』からなんだろうなってのは分かるんだけど、子供がいないどころか結婚さえしてない人が『親ガチャ

『またか！』って思われるだろうけどさ、＜親ガチャ＞絡みの話で疑問に感じることがあるんだよね。

自分が＜親＞な人が『親ガチャなんてない！』って言ってんのならそれは、

『自分が＜ハズレ親＞だとか思われたくない』

からなんだろうなってのは分かるんだけど、子供がいないどころか結婚さえしてない人が『親ガチャなんてない！』とか言ってたら、

『いや、そりゃあなたは親は＜ハズレ＞ってほどじゃなかったのかもしれないけど』

としか思わないんだよね。

あと、もしそういう人が、

『こんな未来に希望も持てない世界に子供を送り出すのは可哀想』

とか思って結婚しない子供を作らないってんなら、

『ん……？』

って感じなんだよね。だってそうでしょ？　『親ガチャなんてない！』って思ってる人の多くが、

『本人が努力すれば何とでもなる』

って考えてるから、

『親の所為にするな！』

ってことで『親ガチャなんてない！』と思ってるんだろうなって感じるんだけどさ、『努力すれば何とでもなる』のなら、『こんな未来に希望も持てない世界に子供を送り出すのは可哀想』ってのは、おかしくない？

努力すれば何とでもなるんでしょ？　社会がどうとか、環境がこうとか、関係ないんでしょ？　だったら自分が努力して子供を幸せにしてあげればいいじゃん。それができるからこそ、

『努力すれば何とでもなるんだから親ガチャなんてない！』

って言ってるんじゃないの？

親を神聖視してるから『親ガチャなんてない！』と思ってるなら自分が親にならない理由がないし。

『親ガチャなんて言葉を使ってるのは自分じゃ何も努力してない奴だ！』と思ってるなら自分はちゃんと努力しなきゃおかしいでしょ？

その辺、どうなのさ？　ん？

まあこれも、

『親ガチャなんて言葉を使ってるのは自分じゃ何も努力してない奴だ！　ってことにしてバカにしたいだけ』

なら、分かるけどね。

要するに、

『自分がバカにできそうな相手を見付けてバカにすることで相対的に自分をageたいだけ』

なら、分かるんだよ。

で、私は、

『自分の子供が他所様をそうやってsageることで悦に入る』

なんて情けないことをしてほしくないから、そもそも『他所様をsageる』とかしなくても自我を保てるようにしたいだけなんだよね。

しかもこれまた＜躾＞の話とも絡んでくるんだけどさ、ちゃんと躾けられて礼儀礼節をわきまえた人は、『他所様をsageることで悦に入る』みたいなことはしないはずだよねえ？

つまりそれをしてる人は、

『自分の親はその程度の親だ』

って喧伝してるのと同じだって、いつになったら気付くんだろうね？