前にも言ったけどさ、<批判>と<攻撃>はまったく別のものなんだよ。だって<攻撃>は相手にダメージを与えるのを目的に行うことだけど、<批判>は必ずしもそうじゃないからね? ましてや『いいものを作って
前にも言ったけどさ、<批判>と<攻撃>はまったく別のものなんだよ。だって<攻撃>は相手にダメージを与えるのを目的に行うことだけど、<批判>は必ずしもそうじゃないからね? ましてや、
『いいものを作ってもらいたいから』
なんてのを建前にしてるんなら、
『ダメージを与える』
なんてことを目的にしちゃおかしいでしょうが。
だったら『言葉を選ぶ』ってしなきゃダメでしょうが。
それなのになんで<悪態>だの<罵詈雑言>だのを使うかなあ? 相手にダメージを与える以外の目的でそれを使う理由は?
私にはまったく理解できないよ。
『<批判>と称して実際にはダメージを与えるのが目的だった』
てんならまあ分かるけどさ。
だけどそんなの、普通に最低だよね。<大人>のすることじゃないでしょ。
<脚本>とか<演出>とかについて訳知り顔で偉そうに語るなら、
<大人としての分別>
をまずはわきまえるべきだと思うけど? <批判>と<攻撃>の区別くらい付けるべきだと思うけど?
漫画やアニメとかの中で登場人物が空気を読まない行動したらそれを批判したりするじゃん。それなのに自分は現実で誰かを不快にさせたりするんだ?
『せっかくのフィクションで不快なのとか見たくないだろ!?』
って?
んん〜? フィクションが自分に不快なものを見せるのは許せないけど、自分が現実で誰かを不快にさせるのはいいんだ? いや〜、それって普通に最低だと思うけどなあ。
だいたいさあ、フィクションそのものは確かにフィクションなんだけど、
『フィクションを鑑賞する』
っていうのはあくまで現実の中で行ってることなんだよ?
そして自分の行動はすべて現実の中でのもの。
まさかそんなことさえ理解できないとは言わないよね?
加えて<脚本>や<演出>ってのは現実の中でのこと。別にフィクションの中で起こってることじゃないんだよ。
まさかそれを違うとは言わないよね?
それこそ<現実を見てない人>の言い草でしょうが。
自分のやってることがあくまで<攻撃>じゃなくて<批判>だって言うのなら、せめて言葉を選びなさいな。そして他人を不快にさせるやり方を慎みなさいな。
そこまでやってようやく、
『自分がやってるのはあくまでも批判だ!』
って胸を張って言えるようになると思うけどね。
まあ、そもそも声高に『批判だ!』とか言うの自体、あんまり褒められたことじゃないとも思うけどさ。
<大人としてわきまえた振る舞い>
とはとても言えないと思うんだよね。




