同じように法律婚を選択しなかったさくらたちと協力し合うというのもその一つ。どちらかが一方的に助けてもらうんじゃなくてお互いに支え合うというのが大前提だけどね。まあこれは人間関係全般に言えることだけど
同じように法律婚を選択しなかったさくらたちと協力し合うというのもその一つ。
どちらかが一方的に助けてもらうんじゃなくてお互いに支え合うというのが大前提だけどね。まあこれは人間関係全般に言えることだけど。
一方的に助けてもらうっていうのはあくまで一時的なものだよね。
子供が親に一方的に支えてもらうのもそれ。子供のうちは大人と同じようにはできないから一方的に支えてもらう形になる。
だけど、たくさんのことを学んで、色々な経験を積んで、少しずつできることが増えていって、やがては自分のことが自分でできるようになり、その上で、自分以外の誰かを支えられるようになるんだよ。
そこに親が含まれたりする場合もあるかもだけど、少なくとも今の時点で私は子供達を頼るつもりはないかな。私を養ってもらうために子供達を生んだんじゃないし。
子供達には自分の人生を楽しんでほしいと思う。
その上で、支え合える相手を見付けられたら御の字じゃないかな。
それは<結婚>って形のものばかりじゃなくて、友人であったり仲間であったり、それぞれが納得のいく生き方をしてもらえればそれでいいよ。
とにかく、<結婚は人生の墓場>なんて考える人はむしろ結婚なんかしない方がいいんじゃないかな。墓場でありゴールなら、もうその先には、
『何もない』
わけだからさ。つまり、努力も何もする必要もないってこと。相手を気遣う必要もない。
そんな考えの人と結婚なんかしたらそりゃつらいだけでしょ。自分ばっかりが結婚生活を維持する努力をしなきゃいけなくなるわけだし。
『働いて家族を養ってやってるだろ!』
って? あのさあ、結婚が墓場であってゴールでしかないなら、なんでそんなことしてんのさ? おかしいでしょ。
もちろん『結婚は人生の墓場だ』なんてのはただの言葉の綾ってもんだってのは分かってるよ? コミケが本物の戦場じゃないのと同じで、結婚生活が本物の墓場じゃないなんてことくらい分かってる。分かってるけどさ、それを、
『ただの言葉の綾』
って言うんだったら、泣き言並べてないで『誰かの所為』にしてないで、
『じゃあどうすれば結婚生活を楽しめるんだろう?』
と考えるようにしたら?
『今の相手じゃ絶対に無理!』
って? いや、そんな相手を選んだのはあなたでしょうが。たとえそれが成り行きに過ぎなくてもね。だったら『相手の所為』にしてないで、自分がまず何ができるか考えようよ。
それでも無理、できない、とか言うんだったら、そりゃもう離婚するしかないでしょうねえ。




