飲酒運転してるような人だってさあ、本人は、『自分は事故なんか起こさない』って思ってるんだよね? 思ってるからそんなことができるんだよね? だけど実際に事故は起こっちゃう。どんなに気を付けてても、事故は
飲酒運転してるような人だってさあ、本人は、
『自分は事故なんか起こさない』
って思ってるんだよね? 思ってるからそんなことができるんだよね? だけど実際に事故は起こっちゃう。どんなに気を付けてても事故は起こるもんなんだよ? 別に事故を起こそうと思って起こす人なんて滅多にいないでしょ? それなのにどうしてわざわざ酒を飲んで判断力を低下させてその状態で運転しようと考えられんの?
『自分は酒を飲んでてもまったく能力は変わらない。低下しない。だから大丈夫なんだ!』
って? それ、具体的にどんな風にして、どんな検査を受けて、客観的に確認した事実だっての?
『それくらい、自分の感覚で分かるだろ!?』
って? いやいや、<自分の感覚>なんてのがいかに当てにならないか理解してないってのがもう、
<ちゃんと考えてるなんて言えない証拠>
だとしか思わないんだけどなあ。
ましてや<酔っ払い>の言う『大丈夫』がどれほど当てにならないのか、それを実感させられるような経験なんて、日常的にお酒とか飲んでたら、腐るほど経験すると思うんだけど?
<バイアスのかかった思考 >で物事を見てない限り、嫌と言うほど見せつけられると思うんだけどなあ。
そういう現実から目を逸らしておいてそれで、『自分はちゃんと考えてる』だとか、ちゃんちゃらおかしいとしか思わないんだけど?
飲酒運転する人って、保険とか入らないの? 保険って、<万が一の時>に備えて入るものだよね?
『万が一というものがある』
と思うからこそ入るものだよね? なのに、
『自分は酒を飲んで自動車を運転しても事故は起こさない』
なんて、
『万が一の事態を想定しない』
ということ自体がもうすでに、
<正常な判断力を失ってる証拠>
なんじゃないの?
しかも、
『飲酒運転で事故を起こしたら罪が重くなるという現実から目を背ける』
なんてのが、<ちゃんと考えてる人>のすること?
やっぱりまともな判断力さえ失ってるじゃん。
『そんなことない! ちゃんと考えてる!』
って言うかもだけど、いやだから、ちゃんと考えてたら、『飲酒運転する』なんて選択肢はないから。
<万が一の事態>というものが現実に存在するということが理解できてたら、それをちゃんと考えられてたら、飲酒運転なんてできないはずなんだよ。
ちゃんと考えてたらね。
<万が一の事態>なんてものが存在しなければ、<事故>なんてもの自体が存在しないでしょ。
なんでそれを理解しようとしないの? ちゃんと考えてるんだったらさあ。




