もう一度言うよ? <ぬるい社会>だったらそもそも死を選ぶ必要もないでしょうが。強い弱いなんてのは所詮は相対的なものでしかないでしょうが。今の社会は今の社会で厳しいから生きるのがつらくなる。それだけの話
もう一度言うよ?
<ぬるい社会>だったらそもそも死を選ぶ必要もないでしょうが。強い弱いなんてのは所詮は相対的なものでしかないでしょうが。今の社会は今の社会で厳しいから生きるのがつらくなる。それだけの話。
だってさ。
戦国時代の頃に、年間、何人の人が老衰とか以外の理由で亡くなってたんだろうねえ?
ちゃんと統計も取れてなかっただろうから正確な数とかは出ないかもだけど、今よりも、人口当たりの比率は多かったの? 人口当たりと言うか、<出生数>に対してどれくらいだったのかな?って言った方がいいのかな。
人口が増えていたのなら出生数に比べて少なかったのは間違いないだろうけどさ、現在がもし、出生数に比べて割合が大きいんだとしても、そもそもの出生率が大きく落ち込んでるのも事実だよね。
戦国時代は、なるほど<個の力>としては強かったかもしれない。一対一のステゴロなら現代人は勝てないかもしれない。だけどさ、例えば、出生者一万人当たりに対しての、
<平均寿命に届かずに亡くなった人の数>
とかはどうだったんだろうね?
本当に『種として弱くなってる』のなら、当然、増えてるんじゃないの?
言っとくけど、医療技術の発達とかも<種としての力>に含めるべきだと思うよ?
<個の力>だけが<種としての強さ>じゃないよ。それは、個体としては脆弱な種でも野生で生きてられてるのがいることからも明白。なのに、<個の力>だけで種としての強さを語ろうとかするような物事を一面からだけしか見ない人が、いわゆる<陰謀論>とかに嵌るんじゃないの? 宗教とかを盲信するようになるんじゃないの? <確証バイアス>みたいなのに騙されるんじゃないの?
もちろん私だってすべてを客観視できてるわけじゃない。私にとって大切なものが絡んでくると感情論が先に立ってしまうことだってある。
『どこ誰かも分からないような見ず知らずの赤の他人十億人の命より、自分の家族の命を優先する』
なんてのも、れっきとしたただの感情論だと思う。だから私自身、そういう部分があることを否定してるわけじゃない。でもね、だからって、
『どこ誰かも分からないような見ず知らずの赤の他人なんて死ねばいい』
とか思ってるわけじゃないんだよ。そんなことが言いたいわけじゃない。
『命ってものを軽んじてて、それで自分の命を尊重してほしいだとかおかしいってもんでしょ?』
って言いたいだけ。
自分の命を大事にしてもらいたいなら、他者の命にも疎かにしてちゃ筋が通らないでしょ? それだけの話だよ。




