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ホントにさ、どうして当たり前みたいに誰かをバカにするような言葉とか、嫌がるような言葉とか、不快にさせるような言葉とか、口にできんの? それも、当人に届くような形でさ。私だってまあ面と向かっては言わない

ホントにさ、どうして当たり前みたいに誰かをバカにするような言葉とか、嫌がるような言葉とか、不快にさせるような言葉とか、口にできんの? それも、当人に届くような形でさ。


私だってまあ面と向かっては言わないようにしてるつもりだけど、当てはまる人が目にしたら耳にしたら、


『自分のことを言われてる』


と感じることも確かにあると思う。それで不快になる人も確かにいると思う。だけどさ、少なくとも私は、バカにする意図も、蔑む意図も、嘲笑う意図も、別にないんだよ。


なのに、明確に<バカにする意図><蔑む意図><嘲笑う意図>を言葉に込めてる、それを表すための言葉選びをしてるのがいるじゃん。ねえ、それってなんで? なんでそんなことが平気でできんの? 誰からそんなやり方を教わったの?


日常的に普通に周りにいる人らを見てるだけでもさ、


<自分の子供を露骨にバカにして蔑んで嘲笑ってる親>


っているよね? それこそもう息をするように自分の子供をバカにして蔑んで嘲ってんの。しかも親自身は、それがどんな影響を及ぼすかまったく考えてない。


他者をバカにして蔑んで嘲るってことをそれこそ当たり前にやってるのが、学校にいた頃を思い出すだけでもいくらでもいたんじゃない? 私も思い当たるのなんて両手両足の指だけじゃまったく足りないよ。


そしてこう言ってる私自身、子供の頃には、口にこそしなかったけど、周りの人らに対して内心ではバカにして蔑んで嘲ってた。思えばそれは、完全に両親のやってることそのままだった。違うのは、両親は、


<自分より弱い立場の相手>


<自分にとって特に影響を与えそうにない立場の相手>


に対してはそれこそ隠すこともなく露骨に態度に表してたのと、私は『他者が怖くてそれができなかった』って違いだけ。だから明らかに自分より弱い立場の相手とかだったらできるようになってたかもね。成長と共にさ、


たまたまそうなる前に、


『それは好ましくない』


ってのを知ることができただけ。私の両親だって、<自分より強い立場の相手><自分に影響を与える可能性の高い相手>の前では取り繕ってたけど、家に帰ってきたりしたらそれこそクソミソに言ってたしね。ご近所さんのことなんて、マジでゴミとしか思ってなかったよ。


ホントに、息をするように他者をバカにして蔑んで嘲笑う人らってさ、親や身近な人間にそうされてきたんじゃないの? だからそれを当たり前のことだって考えてるんじゃないの? 『そうじゃない』ってんなら、なんでそんなことをしてんの? できんの?


教えてよ。なんでそんなのになっちゃったのかをさ。


『親がやってたから』


『家族がやってたから』


『他人がやってるから』


『そういう社会だから』


って言うのならそれは、


『親の所為にしてる』『他人の所為にしてる』『社会の所為にしてる』以外のなんだって言うのさ?



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