『学校の教師に余裕がない』って? そりゃそうでしょ。親が自分の手抜きの尻拭いを教師に押し付けてるんだから。としか私は思わないなあ。もちろんそもそもの人員不足もあるんだろうけど、本来は親がやるべきことを
『学校の教師に余裕がない』
って? そりゃそうでしょ。親が自分の手抜きの尻拭いを教師に押し付けてるんだから。
としか私は思わないなあ。
もちろんそもそもの人員不足もあるんだろうけど、本来は親がやるべきことを教師にやらせようって考えてたら、いくら人手を増やしてもその分だけさらに親の手抜きの尻拭いを教師に押し付けるようになるだけじゃないのかなあ?
それは、給料を増やしたって解決しないことでしょ。それどころか、給料増やしたら増やしただけ、
『それだけ給料もらってるんだからもっと働け!』
みたいなことにしかならないって印象しかないんですけど?
大事なのは何より、親の側の意識でしょ。
『子供を育てるのは、その子を勝手にこの世に送り出した親の務めであって学校の教師の仕事じゃない』
ってわきまえるというね。
『親にそこまで求めるのは無理』
って? いやいや、それを言うなら一度に三十人も四十人も子供を相手にしてて、その全員をちゃんと育てろなんて言う方がどうかしてるでしょ。
一人一人性格も違う、育ってきた環境も違う、背負っている背景も違う。それら全てに完璧に対処できるとか、どんなスーパー人間?
ごくたまに、それを実行できるすごい教師もいたりするかもしれないけど、どう考えても一般的じゃないよね。そんな教師なんて。
自分が見てきた範囲で考えたって、そんな教師、何人もいた? 少なくとも、教師に対して文句を言ってる人らはそれほどの教師を見たことがないということじゃないの?
私だって自分の人生の中でそんな教師には出会ったことがないなあ。
だからさ、できる人がほとんどいないようなことを日常的に要求するのなんて、それって仕事って言えんの?
『できないことを立証するために一時的にさせる』
のは、確かにそういう仕事もあったりするかもしれないけどさ。
でもそれをずっと何十年もなんて、しかもできなきゃ責められるとか、そういうのは<仕事>じゃなくて<苦役>って言うんだよ。
私は、自分の子供達を育てるのを教師に押し付けるつもりなんてさらさらない。教師には、学校でのカリキュラムだけをきっちりこなしてもらえればそれでいい。それ以外は、子供達の安全をしっかりと確保してもらえれば、別に文句もないよ。
イジメとかのことも含めてね。
そしてもし私の子供達が他の子に対してきつく当たるようなことをしていれば、伝えてもらえれば家で対処するよ。
だってそれは親である私の役目だからさ。




