それにしてもやっぱりおかしいよね。『外国の侵略的行為に対しては毅然とした態度で臨むべき!』とか普段勇ましいことを口にしている人が多い政府の中枢に外国のカルト宗教ががっつり入り込んでるっていうのはさ
それにしてもやっぱりおかしいよね。
『外国の侵略的行為に対しては毅然とした態度で臨むべき!』
とか普段勇ましいことを口にしている人が多い政府の中枢に外国のカルト宗教ががっつり入り込んでるっていうのはさ。
なに? 外国のカルト宗教の意向を反映した政策を取るのは問題ないっていうことなの?
それを考えるとさ、勇ましいことを言ってる人達も、その場のウケを狙ってるだけでそんな発言をしてるってことにならない?
仮にも国家の中枢がそんなんじゃ情けないことこの上ないんだけどな。
いや、別に、秘密警察みたいなのを作って取り締まれ言ってるんじゃないよ。ただ、言ってることと実際の現状には随分と乖離があるなあって感じるだけでさ。
だからやっぱり、口先だけで行動が伴わないのは信頼できないよね。
私のことも口先だけって思うかもしれないけど、それを、
『口先だけだから信頼できない』
って思うなら、私の言ってることは当たってるってことだよね。
まあとにかく、
『普段は勇ましいことを言ってるのに、外国のカルト宗教が政府の中枢に入り込んでも黙ってるなんて、やっぱり口先だけだったんだなあ』
ってこと。
別にいいんだよ。口先だけでも。それは自由だから。ただ、そういう<口先だけの人>に踊らされるのは情けないかな~って思うだけでさ。
それに元々、そうやって勇ましいことを言って音頭を取ろうとする人って、いざ不利な状況になったら真っ先に逃げるっていうのがパターンだよね~とも思うかな。
戦争を主導したり指揮したりしてた立場なのに、戦争に負けたら<戦に負けた責任>も取ろうとせず逃げるみたいなのもあるし。
別に、『命を惜しんで逃げる』っていうこと自体をダメだと言ってるんじゃないんだ。あくまで前線の兵士に対しては『逃げずに戦え』とか言ってた人がそれってどうなのかな~って。命令に従って戦場で命を落とした人達が浮かばれないなって思うだけでさ。
あと、<侍>とか<武士>って、戦に負けたら責任を取ろうとするもんじゃないのかなって思ったりもするかな。
まあ、『そういうかっこいい侍や武士なんてフィクションの中だけの存在だ』って言われたら、『そりゃそうだよね』って話だけど。
結局、面白おかしく誇張されて伝わってるのかなって感じるよ。私は別に誇張されてたとしてもいいと思うんだけどさ。人間ってやっぱり情けない部分が多いのは分かってるつもりだし。それを虚勢張ってカッコよくあろうと頑張ってたんだろうなと思うと、むしろ可愛いなとさえ感じる。
だけど現実に勇ましいことだけ言ってていざとなったら逃げるというのは、うん、やっぱり情けないとは思うよ。




