『自分は家事なんかやりたくない。育児なんかしたくない!』って主張するのは自由だと思うけど、でもだったらその自由に伴うリスクについてはちゃんと自分で負わなきゃ駄目でしょ。『自由は主張したい。でもリスクは
『自分は家事なんかやりたくない。育児なんかしたくない!』
って主張するのは自由だと思うけど、でもだったらその自由に伴うリスクについてはちゃんと自分で負わなきゃ駄目でしょ。
『自由は主張したい。でもリスクは負いたくない』
なんてのはさすがに筋が通らないんじゃないの?
私はダンナとは事実婚を選択したけど、だからそれに伴うリスクについては承知してるんだよ。現在の法体制の中では、法律婚と完全に同じ扱いにならないことは承知してる。
でも同時に、私の旦那は、家事も育児もやってくれるんだよね。それが分かってたからパートナーになれた。家事も育児もやりたくないって言うんなら、それはちゃんと結婚前に提示しておくべきだよね。その上で選んでもらえるほどの魅力があれば、まあ、選んでもらえることもあるでしょ。
ただ、これについては女性の方も、あらかじめ確認しておくべきことだと思う。もう付き合ってる段階から『この人は家事も育児もやるつもりないよね』って思う相手なら、家事や育児をやって欲しいと思っているなら、ちゃんと見切りをつけるべきでしょ。
それでもし、
『家事も育児もやるつもりはないけどで別れない!』
とか言っちゃうような男性なら、そりゃもう、そもそも選んじゃダメな相手だよね。人生のパートナーになろうっていうのに自分だけが一方的に都合の良い条件を相手に飲ませようとするような人は、根本的に、
<誰かと一緒に生きることに向いてない人>
でしょ。
これはまあもちろん女性の方も同じだけどさ。私だって別に、ダンナに対して一方的に自分にとって都合のいい相手でいてもらおうとは思ってなかったよ。それはいくらなんでも間尺に合わないしさ。
人生のパートナーっていうのはね、互いに対等じゃなきゃ成立しないの。どちらか一方が主で、どちらか一方が従、なんてのはただの主従関係だからね。
『何をもって対等と考えるか』
についてはそれぞれが考えればいいことだと思うけど、その辺についてちゃんと合意を得られてからでないと、パートナー関係なんてなっちゃいけないでしょ。
ただただトラブルの基じゃん。
大人だって言うならそういうことについてもちゃんと考えなきゃいけないし、そういうことを考えるのを『面倒臭い』って考えるような人は完全に地雷だよね。しかも明らかに<見えてる地雷>だと思う。
自分の考えをきちんと提示して、それで相手が『面倒臭い奴』とか言って逃げていくなら、それではむしろありがたい話でしょ。
後腐れないわけだし。
<フリたい相手>がいる場合は私がこれまで語ってきたようなことを延々と語って聞かせてあげれば、かなりの確率で相手の方から逃げていくんじゃないかな。




