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『核家族の場合、家には大人が二人しかいないんだからそれぞれが協力し合って家事や育児を行うのは現実に即した対応でしょうが。それと同時に、昔はよく分かっていなかったからオカルトに頼って『たぶんこうだろう』

『核家族の場合、家には大人が二人しかいないんだからそれぞれが協力し合って家事や育児を行うのは現実に即した対応でしょうが。


それと同時に、昔はよく分かっていなかったからオカルトに頼って『たぶんこうだろう』と考えていたことが客観的事実として正しくなかったってのが分かってきたりしたんだよ。『人間以外のものを生むわけじゃない』ということもそういうものの一つでしょうが。


『認識をアップデートしろ!』


って言うなら、『人間は人間以外のものを生まない』っていう現実を認めて認識をアップデートしたらどうなのさ。その現実が分かってきたからこそ法によって人権を保障し誰かの勝手な価値観によって人の命の価値を決められることを禁じようとしてるんでしょうが。


何でそういう経緯について考えようとしないの? なんで自分が気に入らないからって勝手に法の理念を捻じ曲げて自分だけが正しいって考えんの?


とにかく、『価値があるから人間だ』って訳じゃないんだよ。そもそも<価値>ってのは誰かの個人的な主観でしかないんだ。誰かの個人的な主観で決められた価値によって人間であるかどうかが決まるわけじゃないんだ。


価値で人間を語ろうとする人は根本的にそこを思い違いしている。価値のあるなしで語ろうとするから、『価値のない人間なんかより価値のある動物を優先するべきだ!』なんてことを言い出すのが出てくる。 


私達は人間なんだから、大前提として人間を基準に置かないとおかしな話になるんだよ。人間である以上、同種である人間をまず基準点に置かないと、<環境テロリスト>みたいなのが口にする暴論を真に受けるのが出てくるんじゃないの? 


地球環境を守るのだって、結局、


『人間が生きていける環境を守るためには今の環境をあまり壊しちゃまずいから折り合いをつけよう』


ってだけの話じゃん。大量虐殺をしても地球環境を守ろうなんて、本末転倒もいいところだよ。どっちに転んでも人が沢山死ぬんなら、どっかの誰かの個人的な主観で<死ぬべき命><生きるべき命>を勝手に選択させるんじゃなくて、それこそ成り行きに任せたっていいじゃん。


誰が生きるか死ぬかなんてまったく分からない。これぞ<平等>ってもんじゃないの?


『世界を守るため』とか『地球環境を守るため』とか御大層なお題目を掲げるより『自分の家族や大切な人を守るため』の方がよっぽど分かりやすい。だってそれって単純な<生存競争>だからね。


『世界を守るため』とか『地球環境を守るため』とか、『なんであなたが勝手に人類の代表面してんの?』って話だしさ。



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