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『誰かに騙される』ってのは、結局『相手が自分にとって都合のいい振る舞いしかしない』って大前提で考えてるから騙されるんでしょ? 悪意で騙してくるのはもちろん騙す方が悪いけど『悪意なくやったことが結果的に

『誰かに騙される』


ってのは、結局、


『相手が自分にとって都合のいい振る舞いしかしない』


って大前提で考えてるから騙されるんでしょ? 悪意で騙してくるのはもちろん騙す方が悪いけど、


『相手が悪意なくやったことが、結果的に自分にとって良くない結果をもたらした』


なんてことも別に珍しくないじゃん。例え周りに悪意を持った人がいなかったとしてもそういうことを想定しないってのはおかしいんじゃないの?


ましてや<悪意を持ってる人>が現に存在するならそれを想定するのも、


『現実を受け止める』


ってことだと思うけど? 


『人間から生まれるのは人間でしかないという現実を受け止められる』


ことは、そういう意味でもあるはずなんだけどな。


『人間から<人間じゃないもの>が生まれてくる』


なんてオカルトと言うか妄想と言うかを信じ込んでるのって、『現実を受け止めてない』よね?


人間から生まれてくるのは最初から人間なのに、


『躾けて人間にするんだ!』


なんてオカルトと言うか妄想と言うかを信じ込んでる方が間違いなくヤバいじゃん。


確かに、昔はいろんなことがよく分かってなかったからオカルトで補ってきたのかもしれないけど、今はもうその必要がないじゃん。人間は人間しか生まないってのが現実じゃん。いい加減にその現実と向き合ったらどうなの?


私は、


『私の目の前にいるのは、知識も経験もすべてこれからなただの人間だ』


って理解してたからこそ、子供達が私の思い通りに振る舞ってくれないことも受け止められたんだよ。知識も経験も何もかもまだないから大人と同じことができないだけなんだって分かってたしさ。


じゃあ、時間を掛けて丁寧に手本を示して学んでいってもらったらいいだけじゃん。たったそれだけの話だよ? 子育てなんて。


でもまあ、そうは言っても精神的に追い詰められたりすると、そんな余裕もなくなったりするのは事実だけどさ。


だけど、じゃあ、どうしてその余裕がなくなるの? <余裕がなくなる原因>って、なに?


私はダンナやさくらが支えてくれたから、完全に余裕がなくなるなんてことはなかった。


家の中には大人は二人しかいないのに、


『家事も育児も母親の仕事だ』


とか言って自分はぐうたらしてるだけなんて男性や、ただ自分の承認欲求を満たすためだけだったり依存したいだけだったりっていう<友達とは言えない友達>を選んだわけじゃなかったから、私は大変な時にも支えてもらえたんだよ。もちろん私もダンナのことは私にできる範囲で支えようと思うし、さくらが子供生んだ時にも力になったけどさ。



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