『殴らなきゃ他人の痛みが分からない!!』なんて幻想をいつまで信じるつもり? そんな言い訳で誰かを攻撃して自分の憂さを晴らすのに利用してるだけなのを、いつまで言い訳並べて誤魔化すつもり? それが<大人>
『殴らなきゃ他人の痛みが分からない!!』
なんて幻想をいつまで信じるつもり? そんな言い訳で誰かを攻撃して自分の憂さを晴らすのに利用してるだけなのを、いつまで言い訳並べて誤魔化すつもり? それが<大人>なの?
<痛み>を知るだけで優しくなれるなら、
『自分は社会の犠牲者だ!』
とか言ってる人はメチャクチャ優しくなきゃおかしいじゃん。社会から痛め付けられてきたんでしょ? <痛み>を知ってるんでしょ?
暴力に頼ってるタイプにも、子供の頃から暴力に曝されてきたのがいるんじゃないの? なのになんで、他者に暴力をふるえるようになんの?
ねえ、教えてよ?
でさ、こう言うと、
『本人がそういう人間だからだ!!』
とか言って、『他者の所為』にするんだよねえ。『殴れば問題は解決する』とかいう幻想を信じてた人達がそういう人間を作ったっていうのを認めないでさ。
いつになったら、
『生まれつきの性格なんかでその人のすべてが決まるわけじゃない』
という現実に向き合うことができるの? もし、
<生まれつきの生粋の人殺し>
みたいなのがいるとしても、そんなのは実際には滅多にいないと思うけど?
なんで、
『痛みに慣れてしまったから、痛みに慣れてしまった自分と同じ程度にしか他人も痛みを感じていない』
って考えるようになるんだろうなって想像できないの? もしくは、
『痛みがもたらす効果をよく知っているからこそそれを利用する』
のがいるとは思わないの?
『暴力的な雰囲気で威圧すれば相手が怯む』
って知ってるから、いかにもな格好して周囲を威圧しまくってるのがいるんだよね? そういうタイプって、誰かから殴られたこととかないと思うの? <殴られる痛み>を知らないとか、本気で思うの? おかしくない?
『知っているからこそそれを利用しようとする』
とは思わないの?
私は具体的な事例を知ってるからこそそれが実感できるんだけどね。
『自分が痛みを知っているからこそ、相手に痛みを与えて屈服させようとする』
ってのを、実際に見てきたんだよ。
そんなのを見てきたら、
『殴ることで他人の痛みを分からせる』
なんてのは幻想だって分かるし、
『痛みを知ることで人は優しくなれる』
なんてのも幻想でしかないってのを知ってるんだよ。
そもそもそんなのが本当なら、紛争地域に生きてるような人達はそれこそメチャクチャ優しくなってるはずじゃん? 気に入らないことがあれば暴力をふるうのが当たり前って環境で生きてる人達は、それこそ聖人君子になってなきゃおかしいじゃん。
なんでそうなんないの?
ねえ?




