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一般的に<イジメ>ってのはさ、複数が一人に対してするものだよね? となれば、自分の子供が<イジメられる側>になる確率よりも、<イジメる側>になる確率の方が何倍も高いってことだよね?

一般的に<イジメ>ってのはさ、複数が一人に対してするものだよね? となれば、自分の子供が<イジメられる側>になる確率よりも、<イジメる側>になる確率の方が何倍も高いってことだよね?


だったらさあ、『イジメられること』を心配する前に、


『自分の子供が他所様のお子さんをイジメないか?』


ってのを何で心配しないのさ? 自分の子供が他者に対して攻撃的か否かを知ろうとしないのはなぜ? 


面倒臭いから?


自分の楽しみの時間を奪われたくないから?


そんな理由で自分の子供と向き合うことをしたくないなら、なんで子供なんか作ったのさ?


『自分の親が自分に対してそんなだったから、自分も自分の子供に対して真剣に向き合わなくていいと思った』


って? そういうのを、


『親の所為にしている』


『自分以外の誰かの所為にしている』


って言うんじゃないの?


自分の子供が他所様の子供を死ぬまで追い詰めるような、


<命を軽んじている感性の持ち主>


かどうかを確かめるために子供と向き合い、多くのことを語り合う努力をしていれば、もし<イジメられる側>になったとしてもすぐに察することができるんじゃないの?


『自分の子供をイジメ加害者にしない努力をすることが、自分の子供がイジメ被害者になっていることも一早く察せられるようになる』


とは思わないの?


『イジメさせないようにすること』


と、


『イジメられないようにすること』


は、表裏一体なんじゃないの?


私はね、自分の子供達が他所様の子供をイジメないように、イジメずにいられないような心理状態でいるのを放置しないように、毎日いろいろ話をするんだよ。だからだいたい家族全員でリビングにいる。


私の子供達は、子供部屋があってもそこにこもらないんだよ。自分の気持ちを私やダンナに聞いてもらいたいからね。私やダンナがどんなことでも耳を傾けるのを知ってるからね。


<自分の子供が気持ちを正直に口にしたいと思えるような関係を築く努力>


をしてるの? 


『いちいち話し掛けてこないで!』


的な態度を取ったりしてないの? もしそんな態度取ってたら子供からの信頼を失って当然じゃん。自分の親がそういう態度を取っててそれで『親と話すのなんてウザくなった』って経験しててそれで<ウザい親>と同じことをしてるなら、それで何を偉そうに言えるって?


『子供の話なんかいちいち聞きたくないと思ってた親の気持ちが分かった』


とか言って、


<自分が子供の話を聞いて向かい合うことを怠ける言い訳>


を考えてるのなら、いやいや、そんな親が口にする<努力>なんて、何の価値があるの?って話だよね?



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