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<私の中の世界>にはさ、ホント、存在してるだけで胸糞悪いタイプもごく普通にいるんだ。だけどそれを描写するとさ、私自身のメンタルもゴリッゴリに削れるんだよね。だから普段は触れないようにしてる

<私の中の世界>にはさ、ホント、存在してるだけで胸糞悪いタイプもごく普通にいるんだ。だけどそれを描写するとさ、私自身のメンタルもゴリッゴリに削れるんだよね。だから普段は触れないようにしてる。そこまでしたいとは思わないから。


それよりは、気持ちのあったかい人を描いていたいんだ。いろいろ問題を抱えてたり厳しい境遇にいたりするのも多いけど、でもね、その中で<幸せ>を掴む人もいる。


その<幸せ>は、世の中から同情されることじゃない。『可哀想』と思ってもらえることじゃない。『助けたい』と思ってもらえることじゃない。『恵んであげたい』と思われることじゃない。


ただ、自分で自分が生きていることを認められるようになることなんだ。誰かに認めてもらう以上に、自分が自分を認めるんだよ。


ちっぽけでダメな自分をね。


そこにはさ、


<自分が産んだ子供を愛せない母親>


とか、


<自分が生まれてきたことを誰にも祝福してもらえなかった子供>


とか、


<自分の価値観しか信じられなくて誰からも認めてもらえなくてそれに絶望してこの世を見限った中年男>


とか、いやホント、笑っちゃうくらいに<ダメ人間>がわんさかいるんだよ。


でもさ、<ダメ人間>だからって幸せになれないわけじゃないんだよ? そりゃ、難しいかもしれないけど、別に不可能ってわけじゃない。


ただ、誰かを傷付けようとしてる人間が幸せを掴むのは、本当に難しいよね。<幸せの定義>ってものを、すべて自分に都合のいいもので構成するならできなくはないだろうけどさ。


かつて自分がイジメられてて、それを見返そうとして、と言うか、『やりかえそうと』して、自分が攻撃する側に回るとか、それやったらただの<加害者>になるんだよ?


『昔のこといつまでも根に持って!』


とか、


『事件としても時効だろ!』


とか言って攻撃してくるのは必ず出てくる。それどころか、ヘタするとかつてやられたイジメより酷いことになるかもしれない。


<私の中の世界>には、それを実行して、イシメられてた頃よりもっとたくさんの人から攻撃されるようになって、でも『自分はやりたいことをやれたから幸せだ』とか言ってるのもいる。


でもね、客観的に見たら少しも幸せそうに見えないんだよ。周りにいる人もあくまで打算でしか傍にいないし。


心酔してる人も中にはいるから、まあ、そういう人だけと関わってたら楽なのかもしれないけど、でも自分に対する批判的な意見は無視できなくてストレス抱えちゃうんだよね。


それって、幸せなのかなあ?



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