『ギャグやコメディで最初からハチャメチャな世界観なら何やってたって気にならないけど、リアル寄りの世界観だとちょっとした犯罪行為や違反行為も気になってしまうからダメ』とか言うのがいるけど
『ギャグやコメディで最初からハチャメチャな世界観なら何やってたって気にならないけど、リアル寄りの世界観だとちょっとした犯罪行為や違反行為も気になってしまうからダメ』
とか言うのがいるけど、
『でもそれ、ただのあなたの主観だよね?』
って話だと思うけど? ハチャメチャな世界観だろうと、リアル寄りだろうと、フィクションはどこまでいってもフィクションなんだよ。境界線なんてない。見てる側が勝手な線引きしてるだけ。
『フィクションと現実』
みたいな、<絶対的な境界線>はないんだよ。どんなに御託並べたってフィクションは現実とは違うんだ。
それにさ、リアル寄りのフィクションだっていかにも世知辛いリアルさを押し出してきたら、
『フィクションでまでそんな世知辛い展開は見たくない!』
とか言うのもいるじゃん。
かと思うと、
『リアル寄りの世界観なのにご都合主義な展開とか萎える』
とか言うのもいるじゃん。
それらを言ってるのは別人なのかもしれないけど、別人だったら、
『好みは人それぞれ』
って話だし、もし同一人物だったらそれこそ、
『どっちなんだよ!?』
って話じゃん。違う?
『リアル寄りの世界観だとちょっとした犯罪行為や違反行為も気になってしまうからダメ』なんてのも、ただの個人の好みの問題でしょ? それが『正しい』と思ってるのは、それを言ってる本人だけじゃん。
そんな<自分の好み>を押し付けるのはやめてくれる?
<自分の好み>については、それに合う作品を探すだけにしておいてもらいたいもんだよね。この世で作られるフィクションのすべてが自分の好みに合わせて作られるなんてことは、天地がひっくり返ったって有り得ないんだからさ。
どんな屁理屈並べたって、『この世で作られるフィクションのすべてが自分の好みに合わせて作られるなんてことは、天地がひっくり返ったって有り得ない』っていう現実は変えられないんだよ。
そういう現実が嫌だからこそ、フィクションで癒されようとしてるんじゃないの?
だったら、自分の好みに合わない作品に粘着する時間を、自分の好みに合う作品を摂取する時間に回せばいいじゃん。いくら文句付けたって、
『自分の好みに合う作品ばかりが供給される』
なんて現実は訪れないんだよ。その程度の現実とさえ向き合えないで、どうやって現実世界で生きていくつもり?
そんなだから、
『いい歳して漫画やアニメを見てるとか、幼稚だ』
って言われるんじゃないの? 現実とフィクションの区別も付けられてないから。
現実を受け止めた上で漫画やアニメを嗜んでるだけなら、そりゃ確かに文句言われる筋合いはないかもしれないけどさ。




