家族を恨んでて、自分がやらかすことで世間から叩かれることを望んでるようなのの場合だったら、逆に喜ばせることになるじゃん。家族を叩けば叩くほど、やらかした本人の希望を叶えることになるじゃん
でさ、改めて言うけど、家族が世間から責められることを気にするような人は基本的にそれこそ追い詰められた上にだったり、魔が差したって感じでやらかしちゃったんじゃないの?
そういう人は、当然、自分のやったことを後悔してるだろうから、別に改めて責める必要はないよね? 『とんでもないことをしてしまった』って、他でもない本人が理解してるだろうし。
一方で、家族を恨んでて、自分がやらかすことで世間から叩かれることを望んでるようなのの場合だったら、逆に喜ばせることになるじゃん。家族を叩けば叩くほど、やらかした本人の希望を叶えることになるじゃん。加害者の意を酌んで望みを叶えてあげるなんて、お優しいことで。
まあそれはさておいて、どっちの事例かなんて、無関係な赤の他人からじゃ判別つかないことの方が多いんじゃないの?
私が印象に残ってる事件だと、実の両親からとんでもない虐待。どうやら、小学生の頃から売春を強要されてたらしい女の子が、大人になってから、母親の葬式の最中に父親を包丁で刺すっていうことがあったんだけど、それも、結局は、女の子が受けた虐待のほとんどが時効を迎えててそれが事実だったかどうか確認できなくて、女の子が父親を刺したのが<復讐>だったのかただの<逆恨み>だったのかがはっきりしなかったってのがあった。
でも、
『母親の葬式の最中に父親を包丁で刺す』
なんてセンセーショナルな事件だったこともあって、ネットでは<祭り>状態になってたな。
だけどさ、詳しい背景は結局ほとんど分からずじまいで、女の子に対する誹謗中所や罵詈雑言ばっかりが吹き荒れてた印象だった。
いつもは、
『復讐は認められるべき』
的な論調が優位なのにさ。<復讐劇>だったのかどうかはっきりしないとなったらその有様だからね。
それを考えたら、やっぱ、迂闊に攻撃するのは<悪手>だと思うんだけどなあ。
ましてや、
『家族も叩かれることが加害者への罰になる!』
とか、完全に<私刑>を行う気満々じゃん。<私刑>はそれ自体が犯罪なんだよ? 自分が犯罪者になってんじゃん。
『刑事告訴されなきゃ犯罪じゃない!』
って? それ、
『万引きしても捕まらなきゃ犯罪じゃない!』
って言ってるのと同じだと思うんだけど?
で、こう言うと、言い訳並べて自分を正当化しようとするんでしょ?
それ、正当化しなきゃアウト判定受けるようなことしてるって自分で告げてるようなものだと思うけど?
まあ、いくら言い訳しても、アウト判定受けることもあるだろうし、実際、訴えられてる事例もあるよね?
それはもう、
『<訴えられるようなこと>をしてる』
ってことなんだけどなあ。
なんで往生際悪く正当化しようとするんだろうね。




