自分の、<礼儀やマナーに反した振る舞い>を誰かのせいにして正当化するというその振る舞いを改めないと、何の説得力もないと思うけど? それどころか、『お前が言うな!』って反発を招くだけじゃないの?
『親のせいにするな』『他人のせいにするな』『社会のせいにするな』『世の中のせいにするな』って言うんなら、自分の行いを省みるべきじゃないかな。
自分の、<礼儀やマナーに反した振る舞い>を誰かのせいにして正当化するというその振る舞いを改めないと、何の説得力もないと思うけど?
それどころか、『お前が言うな!』って反発を招くだけじゃないの?
自分の思い通りにならない子供にイラついてキレて、それで怒鳴ったり乱暴なやり方したりなんて、完全に『相手のせいにしてる』じゃん。
自分はそうやって相手のせいにしてて、それで子供には『他人のせいにするな』『社会のせいにするな』とか、どの口が言うの? って話だよ。
私の子供達も、赤ん坊の頃、そりゃあ私の言うことなんか聞いてくれなかったよ。一方的に泣いてぐずって、こっちの都合なんかお構いなし。正直、イライラすることだってあった。
でも、だからこそ、そういう時に大人としてどう効果的な対処をするのかというのを手本として示すのが大事だと私は思った。その時の私のやり方を、子供達は無意識のレベルで覚えてるんだと思う。
赤ん坊が成長するに従って言葉を話し始めるのを考えたら、人間としての振る舞いとかも、言葉と同時に学び取ってるって考えないとおかしいじゃん。
言葉とそれ以外のことをまったく別の形で学んでいくとか、実際に子供の様子をよ~く見てると、とてもそうは思えないって感じると思うんだけどな。
子供がイラついた様子で反抗的な態度を取ってきたりしたら、それ、子供が小さかった頃に親が子供に対して取った態度そのものなんじゃないの?
自分の思い通りにならないってなったら、イラついた様子でキツい態度を取ればいいって学び取ったってことじゃないの?
まあ、こんなことを言ってる私自身、子供達に対してついついキツい態度を取ったこともあるし、それを学び取っちゃったのか、長女は時々、キツい態度や口調になることはあるけどさ。
これはもしかしたら、長男の時にはものすご~く気を張って丁寧に対応しようとしてたけど、長女の時は二人目だってこともあってついつい気が緩んじゃって、でも二人目だからまだちょっと辛かったりして、うっかりキツい態度をとってしまったりしたってことかもしれない。
で、次女の時は、三人目だから慣れてきたっていうのもあってちょっと余裕があって、また丁寧に振る舞えたっていうのはもしかしたらあるかもしれない。
一応、自分としては、三人とも同じように接しようとしてきたつもりだけど、人間ってそんな完璧じゃないからね。自分のことは案外自分では見えてないことも多いし、実はちょっとずつ違っちゃってたっていうのは確かにあったと思うんだ。
そしてそれは、間違いなく私自身の問題であって、子供達の所為じゃないよ。




