表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/1494

自分で自分を褒めてるって

<神そのものに転生した少年の話>も書きたいな。


しっかし、現に売れてるものをバカにしたがる心理ってなんなんだろうね?


商売なんだから売れなきゃ意味ないわけで、それでやってるってことは商売として成立するだけの市場があるってことじゃん。なんでその現実が見えないの?


まあ、見たくないだけだろうけどさ。


自分の好みに合わないものが、商売として成立するくらいに人気があるってことを。


たぶん、自分が否定されたような気がするんだろうね。


私は、自分の子供達にそんな想いさせないよ? 少数派だって全然構わない。だって私にとって私の子供達は、世界の全てだから。


自分の好みに合うものしか認められない人って、自分の親にそう言ってもらえなかったの? 実感させてもらえなかったの?


まあ確かに、口先だけの親にそんなこと言われたって納得はできないでしょうけどさ。


ってか逆に不信感ばかりになって自分の価値観しか認めないのになりそうだとは思う。


私の兄がまさにそれ。


両親から溺愛されて、


『お前は素晴らしい!』


『あなたこそがこの世の宝!』


的に言われてきたのを私も傍で見てたけど、兄が内心じゃ両親のことをバカにしてたのも知ってる。


『口先ばっかりのバカな大人』


って思ってたのも知ってる。


だけど自分を持ち上げてくれるからそれなりに気分は良かったんだろうね。それに応えていい子のフリをしてればそれこそちやほやしてくれてたし。


でもさ、よくよく考えたら、両親は兄のことを認めてたわけじゃないんだっていうのもよく分かるんだ。


兄のことを認めてるフリして、実際には、


『優秀な子供を育てられてる自分自身に酔ってる』


だけだったのも今なら分かる。


兄のことを褒めてるつもりで自分で自分を褒めてるっていうね。


そうじゃないんだよな~。そうじゃない。そんなのは子供に見抜かれるんだよ。そしてバカにされる。見下される。信頼されない。


でも、私の両親は、自分のためにしか子供を育てられない人だったから、どう頑張ってもあの結末だったんだろうけどね。


元より子供を持ったこと自体が間違いだったんだろう。適性がなかったんだよ。たぶん。


そういう私も、今の夫と出逢ってなかったら子供なんか生まなかったけどさ。無理して子供作ったって、両親と違う道を歩もうとして結局は似たような結果に終わるパターンになってた気しかしない。


私は出逢いに恵まれただけだ。




って、また話が逸れたな。


とにかく、私の子供達は、他人をバカにすることで相対的に自分の価値を上げようとする必要がないから、基本的にはしない。嫌な思いしても家の中で吐き出せばそれで終わり。外には向けないんだ。


自分のストレスの捌け口を外に求める人って、家族の中に居場所がないんだろうなって気がするよ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ