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本当に、いったい、いつ、『この世のすべての創作者が誰か一人の好みに合わせて作品作りする世界なんてない』ってことに気付くの? その当たり前の話に

本当に、いったい、いつ、


『この世のすべての創作者が誰か一人の好みに合わせて作品作りする世界なんてない』


ってことに気付くの? その当たり前の話に。


自分の好みに合わない作品があること自体が<普通>なんだって気付くの?


自分の好みに合わないからって作品を貶すのがどれほど的外れな行為なんだって、いったいいつになれば気付くの?


<作品の出来>


なんて、実際にはどうでもいいんじゃん。どこまでも『自分の好みに合わないから叩く』んでしょ?


それがどれほど身勝手な行為なのか、いったい、いつになったら気付くわけ?


世の中のすべての創作者がたった一人の好みに合わせて作品を作ってて、それが<商売>として成立するかどうか、考えてみたら分かるよね? たった一人がいったい、いくらお金出せるって言うの?


そう考えたらすべての創作物が自分の好みに合うわけじゃないってくらい、分かるじゃん。


で、<商業的な評価>については、<数字>という形で残酷なまでにしっかりと出るから、評論家気取ってごちゃごちゃ言う必要もないしね。


だいたい、評論ってもの自体が、どこまでいっても『自分の好みに合うかどうか?』の域を出ないのがほとんどだからね。


他人の褌で相撲取って、やってるのが<自分の好みの羅列>なんだもんなあ。


他人のそういうの見てたら、自分が評論したりなんて、できないよ。やる意味がないってのを思い知らされる。


私が評論なんかしてたらそれこそ、


『お前が言うな!』


って言われるの目に見えてるしさ。


大事なのは、


『自分の好みに合うかどうか』


だけ。


自分の好みに合わなかったからって文句言ったって、『だから何なの?』って話にしかなんない。


って、何度も何度も同じこと言ってるね。だけどさ、自分が今何を考えてるのかを客観視するには、こうして目に見える形にするのが一番なんだよね。


こうして文章として書き起こして、自分で読んでみる。


するとさ、いろいろ気付くことがあるわけよ。自分の精神状態とかについてもさ。


落ち着いてない時の文章とか、どっか刺々しいしさ。その上で、自分の言ってること考えてることを客観視する役に立つ。


他人にやいやい言われる前に自分で気付けるとやっぱ助かるじゃん?


自分がなんで売れないのかも、何となく分かってくるんだよね。だけど、私はメガヒットを飛ばせない創作者だと分かって上で、自分の書きたいものを書きたいんだよ。それが私の<創作の軸>だからさ。


てなわけで、また、次のネタを考えなきゃね。


と言うか、思い付くだけならそれこそいくらでも思い付く。ただ、それが自分で書いてみたいと思えるかどうかだけなんだよね。



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