<生まれつきの性格>なんかじゃ人間の性格は決まらないんだよ。本当にぼんやりした<何となくの傾向>が決まるだけだと思う
私が考えた<異世界転生した親子の物語>では、息子がとんでもなく世の中を恨んで何もかもぶち壊そうとしてたのは、
『前世の記憶が蘇ったから』
だったけど、現実じゃそんなことないじゃん。たま~に、
『前世の記憶がある』
って言ってる人がいたりするかもだけど、それだって本当のことなのか実際に確認することはできてないでしょ?
<生まれつきの性格>
なんかじゃ人間の性格は決まらないんだよ。本当にぼんやりした<何となくの傾向>が決まるだけだと思う。
先天的に共感性とかが欠落してるって言われる<サイコパス>だって、サイコパスに生まれたからって必ず事件を起こすわけじゃないじゃん。
私だって、なんかの心理分析をやってみた時に、
『完璧なサイコパス』
って出たよ。
自分が<サイコパス気質の持ち主>って言われたって、あの両親や兄のことを見たら、
『さもありなん』
としか思わないよ。
だけど、そんな心理分析じゃ、先天的な<サイコパス>なのか、後天的な<ソシオパス>なのか、分かんないよね。
だから、<ネタ>程度にしか捉えてない。
そして、私がもし本当にサイコパスやソシオパスだったんだとしても、
『だから何?』
としか思わない。
私は、私にとって大切なもののために社会と折り合いを付けようと思うのは変わらない。
それどころか、
『感情に乏しく共感性に欠ける』
なら、それこそ、
『他人の感情に振り回されて自分が抑えられなくなることがない』
ってことじゃん。むしろありがたいことこの上ないよ。
という風に、私は『感情に乏しく共感性に欠ける』とかいう話すら、プラスに解釈するよ。
感情に乏しいとしても、それは必ずしも欠点でも欠陥でもないと思う。所詮は<捉え方の問題>じゃん。
<生まれつきの性格>ですべてが決まってしまうなら、私はどうして、こんな考え方が出来るようになったの?
何度も言うけど、
『生まれつきの性格ですべてが決まってしまう』
なんてのは、自分の努力不足やヘマを認めたくない人間の<言い訳>でしかないんだよ。
『生まれつきの性格ですべてが決まってしまう』なら子供がいくら努力したって変えられないじゃん。それこそ、
『そんな性格の人間に生んだ親の所為』
ってことになっちゃうじゃん。
違う?
逆に、
『子供自身の努力でどうにでもなる』
んなら、子供より人生経験積んでて能力が高いはずの親の側の努力でどうにでもならなきゃおかしいじゃん。
人生経験も少なくて未熟な子供の努力で何とかなる程度のことならさ。
とにかく、自分の責任から逃れたいがためにあれこれ<御託>やら<言い訳>やらを並べるのはやめようよ。
子供は、親のそういうところを見てるんだよ?
<自分の責任から逃れようと必死になる浅ましい姿>
をさ。




