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私はどうにもそこは割り切れなくてさ、なんとかかんとかこじつけでもいいから<加害行為>にならないように理屈を考えようとしちゃうんだよ。だけど無理。それを正当化できる理屈が思い付かないし面白く描写もでき

私はどうにもそこは割り切れなくてさ、なんとかかんとかこじつけでもいいから<加害行為>にならないように理屈を考えようとしちゃうんだよ。だけど無理。それを正当化できる理屈が思い付かないし面白く描写もできない。だから<商品価値のある作品>にはならないのが自分でも分かる。


誰もがその辺を常に完璧に割り切れる人だったら、


『人気作家と言われる人がSNSで炎上するような発言をする』


わけないと思う。そんなことして自分の作品の売り上げに影響出たら駄目じゃん。


『悪名は無名に勝る』


とは言うけど、それは別に<悪行を正当化するための理屈>じゃないんだよね。あくまでも『誰にも知られてないよりはマシ』ってだけで、それも度が過ぎればただ自分の可能性を狭めるだけでしかない。


『世間に知られてから何を為すか』


とは別の話だと私は思ってる。ましてやそれが目的化しちゃったら本末転倒じゃん。



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