今日もまた見掛けたよ。『歩行者が信号のない横断歩道を渡ろうとしてるのに突っ込んできた自動車がギリギリで止まった』のをさ。それについても『自動車が近付いてるんだから身を守るためにも歩行者が止まるべきだ』

今日もまた見掛けたよ。

『歩行者が信号のない横断歩道を渡ろうとしてるのに突っ込んできた自動車がギリギリで止まった』

のをさ。それについても、

『自動車が近付いてるんだから身を守るためにも歩行者が止まるべきだ』

とか言うんだろうけど、そもそも横断歩道があるのに、そこを歩行者が横断しようとしてたのにギリギリまで減速さえせず、

『減速せずに近付けば歩行者の方が止まるだろう』

という考えで自動車を運転してたということだよね？　もしかしたらそもそも前を見てなかったのかもだけど、それこそ論外じゃん。

こう言うと、

『歩行者の方こそ自動車が止まるのが当たり前と思って無理に横断しようとしてたんだろ！』

とか言うかもだけどさ、もし仮に歩行者の方がそう思ってたんだとしても、『法律に違反してる』のはどっち？

だいたい制限速度が三十キロの道路だったのに明らかにそれ以上のスピードが出てたんだよね。

『法律に違反してる』のはどっちなのさ？