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『よく知らない相手にだって様々な背景があるのは事実だし、フィクションのキャラクターだってある程度の情報さえ提示してもらえればそのキャラクターの<人となり>もそれなりに想像できたりする』それが<想像力>
『よく知らない相手にだって様々な背景があるのは事実だし、フィクションのキャラクターだってある程度の情報さえ提示してもらえればそのキャラクターの<人となり>もそれなりに想像できたりする』
それが<想像力>ってもんだと思うけど? だけどたっぷりと尺を取って丁寧に描写してもらわないとピンとこないって、現実の人間相手にそれだと怖いよ。それって要するに、
『よく知らない人がどうなったってどうでもいい』
ってことだからね?
もちろん私だってよく知らない赤の他人がどうなったってやたらと気に病むつもりはないよ。でもそれはあくまで、
『私にとっての大切な人達に比べれば』
ってだけの話。ぜんぜん知らない赤の他人であっても酷い目に遭ったりしたら嫌な気分になるしいろんなことを想像しちゃう。だからこそ『そういう目に遭ってほしくない』って思えるんだ。




