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たとえもし『世界を滅ぼせる超兵器のスイッチが押されるかどうか?』が私や私の大切な人の動向に影響されるなんて話になると仮定しても、そこでどうして<他の人>がその状況を打破するために動かないの?
たとえもし、
『世界を滅ぼせる超兵器のスイッチが押されるかどうか?』
が私や私の大切な人の動向に影響されるなんて話になると仮定しても、そこでどうして<他の人>がその状況を打破するために動かないの? 超大国と呼ばれて世界のあちこちで諜報活動なんてのを実際に行ってるような国とそれを構成する人達がどうして手をこまねいてると思えんの? と言うか、そういう国の人達だったらそれこそ<世界の命運>なんて個人の手に握らせておかないと思うけど? 自分達の手にこそ握ろうとすると思うけど? そして実際に握るだろうね。で、結果として失敗して世界が滅ぶことになったりするかもだけど、もうその時点で、
『個人の意向が世界の命運を左右する』
なんてのが成立しなくなってるじゃん。
『世界の命運を個人に委ねよう』
だとか素直に考える人ばっかりじゃないのは、日常生活を普通に暮らしてても分かるんじゃないの?




