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あの頃の私は、長男と長女が抱える<事情>のためにダンナが二人を連れて海外に行ってる分、次女のために頑張らなきゃって気負っちゃってたんだと思う。だからちょっと自分の体調があれだったのも無視してなんとか
あの頃の私は、長男と長女が抱える<事情>のためにダンナが二人を連れて海外に行ってる分、次女のために頑張らなきゃって気負っちゃってたんだと思う。だからちょっと自分の体調があれだったのも無視してなんとかなるって思い込んでたんだろうね。
と言うか、『そう思おうとしてた』って感じかな。若い頃にはそんな無茶も自分自身の体力でどうにかなったんだろうけど、次女も小学校高学年になるくらいの年齢に至ると、若い頃とは違っちゃってるんだよね。その現実を私はちゃんと見てなかった。理解してなかった。それは私の責任。
なのに次女はそんな私を甲斐甲斐しく看病してくれたんだよね。そこでよくあるフィクションみたいにお粥とかまで作ってくれたわけじゃないけど、レトルトのお粥を用意するくらいのことはしてくれたんだ。
汗も拭いてくれたしね。




