基地司令官
すいません!!
完全・・・ではありませんが復活しました!
皆さんも健康には気をつけましょう。
何せ手術は大変だし、歩くのも痛いし、入院生活は退屈だしで良い事ありませんので。
入院生活中に書き溜めようかと思いましたが甘い考えでした。
===移動===>【マーズ前線基地】司令部手前の部屋
俺たちはそこそこ順調に先を進んでいた。そこそこというのはやはり相手のレベルが高いのと数の多さに苦戦していたからだ。負けるとは思っていないが、楽に進めると言うほど楽ではないと言った感じだ。
ちなみに基地内は格納庫のような大部屋が幾つも繋がっていて、奥に進むほど数が増し、レベルも高くなっていた。しかし、その部屋に出る敵を一度倒しきればその部屋ではもう敵は出現しなくなるようなので、俺たちは敵基地であるまじき休憩と休息をはさみながら先へと進んでいった。
・・・もっと言えば目的であるパーツ自体は十分に確保できて、アヴァンは狂喜乱舞していたのだが、この基地に何があるのだろうという好奇心から先に進むのを止めなかったと付け加えておく。
だがそれもそろそろ終わりになるようだ。なぜかって?現在、目の前にある部屋、その扉を開いた先にデッカイのが立ちはだかっているからだ。
【ビッグコマンダードロイド Lv.50】
マーズ前線基地の総合指令官にして最強戦力
目の前の総合指令官とやらは全長20メートルはあろうかという巨大ロボットだった。横幅も20メートルくらいなので全体の大きさこそ及ばないが、高さだけでいうならべヒーモス並だ。そしてもう一つ・・・
「・・・ガ○タンクか?」
その造詣は下半身が戦車、上半身が人型というどこかで見たような形をしていた。
「何を言っているのだ。あの巨大【機械兵】には両肩にキャノンが乗っていないのだ。」
アヴァンはそれは違うと言いたげに訂正する。確かにガンタ○クは両肩に・・・っていやそう言う話じゃなくてな?・・・てか君も知っているんだね。あの某有名ロボット作品。
「あの巨体とレベルから察するにこの基地のボスで間違いないでしょう。」
アルマさんはさすが冷静だ。・・・やっぱり女の子はロボットとか興味が薄いか?
「しかし、何故ボスがガン○ムではなくガン○ンクなのでしょうか?せめて赤いザ○ではないでしょうか?」
違った。アルマさんも中々詳しいようだ。ま、まあこれくらい日本人なら一般常識か・・・一般常識ってなんだろう?
「やばい話はともかく。あのデカブツを倒せばクリアだろうな。多分、部屋に入ったら戦闘開始だろう。・・・所であのデカブツの中に人が乗り込んでいると思うか?」
ガ○タンクなら当然、人が搭乗しているのだが、あの司令官ロボは果たしてどうなのか。というか基地の中には誰一人として遭遇していないのだが。出てくるのはすべて【機械兵】だ。しかも誰一人として喋らないタイプの。おかげで情報の方はまったく手に入らない。普通敵の基地に侵入したら色々判明するもんじゃないのだろうか。
てっきり、どっかの管理室でデータを盗むとか、司令官を拘束して情報を引き出すとかスパイ行為的なものを期待していたのだが・・・この基地には職員さんは働いていないのだろうか。・・・まさか人員不足なのか【アースヴェルト帝国】。いや、司令官は目の前にいるが。
「【アースヴェルト帝国】についてはプレイヤー側から見たら一切が謎に包まれているのだ。出てくるのはすべて【機械兵】で話が通じるキャラが出たと言う情報は無いのだ。・・・一部のプレイヤーの間では【アースヴェルト帝国】というのは機械帝国なのではないか、と噂されているのだ。」
アヴァン曰く、SFであるような機械に支配された未来?てきな物じゃないかという話だ。確かにそう言う高度に発達した機械たちが人間を不要と判断して人類抹殺を企む、みたいな話は聞いたことがあるな。となるとプレイヤーの目標は機械たちを駆逐して地球を取り戻す事か?・・・燃えるな。
「なるほど。まあ、今はとにもかくにも目の前の敵だ。アテナたちは今どこら辺?」
「まだ、連絡はありません。時間的にはドーム3に来ていてもおかしくないと思いますが・・・今、しばらく掛かるかもしれません。」
そうか。・・・全員揃ってからって言うのも有りかと思ったが、何時になるか分からないんじゃ待っていてもしょうがないな。それに何時までもこの部屋にいて大丈夫という保障はないし。
「ふむ、じゃあ俺たちだけで行くか。準備は良いか?」
「はい!」
「大丈夫なのだ!」「各種センサー、オールグリーン。」
「クルッ!」「ピュイ!」
全員問題なし、ということで俺たちはその部屋に足を踏み入れた。
===移動===>【マーズ前線基地】司令部
部屋に入った直後、敵の司令官ロボの目(センサー?)が俺たちを捉え、赤く光る。しかし、悠長に攻撃が来るのを待っている俺たちではない。
「【俊天の疾走】!」
俺は全速力で司令官ロボに接近する。その間に・・・
「【サンダースパーク】!【アクアストリーム】!」
「クルルー!!」「ピュイー!!」
「【ガトリングカノン】斉射シマス。」
アルマたちが遠距離で攻撃して行く。あの巨体だ。当てるのはそう難しくない。おまけに下半身は戦車だ。機動力はそこまで高くないと見た。
と、考えている間に、司令官ロボの間近まで近づいていた。
「【ジャンプ】!」
スキルを使って、司令官ロボの顔面近くまで一気に接近し・・・
「【勇天の一撃】!」
脳天を叩き割るように俺の最強の一撃を叩き込む。だが・・・
「!?」
司令官ロボの脳天を叩き割るはずだった俺の大剣は、その頭部に少しめり込んだだけでその動きを止めた。見ればアルマたちの攻撃にも傷一つ付いていない。
「駄目なのだ!少ししかダメージを与えられていないのだ!!」
アヴァンが叫ぶまでも無く見れば分かる。・・・少し自信を無くしそうだ。
なんて考えていたのが悪かったのだろう。司令官ロボの口部分がカパッっと開いた。そこから見えたのは・・・
「・・・ミサイルか!!」
必死に回避を試みようとするが間に合わず俺は・・・




