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おせっかいな悪友たち

===ログイン===>>プレイ再開


おはようこんにちこんばんは。


早速次の日に続きから始めます。


ログアウト中に二人からメールが来ていた。二人とも同じ内容で、


「「早速やらかしやがったな?ちょっと顔貸せや。」」


的な?ちょっと違う?まあ、似たようなもんだ。ちなみに今は人間界、始まりの街中央にある【転移装置(ポータル)】前である。ホームを持ってないプレイヤーは最後に行った【転移装置(ポータル)】前にログインされるのが仕様である。何で仕様の話をしているのかって言うと・・・


「やっと来たね。」「遅いぞ。」


待ち伏せが可能ってことなんだよね。元々フレンド登録していればログインしたかどうかはすぐわかるので合流は難しくない。・・・無視しようと思ったのに。


「さて、昨日と同じく移動しようか。」


問答無用で連行された。


===移動===>>冒険者ギルド 打ち合わせ室


「で、なんなんだ?」


「何、釘を刺しておこうと思ってね。昨日君が送ってきた称号に関する情報、あまり拡散しないで欲しいんだ。」


「もともと、そんなつもりは無いんだけどな。理由は?」


「レアな称号の情報が出回ると、大抵のプレイヤーは取得しようと躍起になる。ただ、君の取得した称号はプレイ開始直後しか取得できないものばかりだ。そして一回挑戦で取得するのが難しい。となると、失敗するたびにキャラを作り直して新規に始めるのを繰り返すプレイヤーが出るかもしれない。」


「キャラデリか。でも不正ではないんだろ?」


「不正ではないよ。ただいい顔は誰もしないだろうね。それだけで何時間も何日も同じ事を続けて、しかも取得が無理だと判ったらそのままゲームをやめてしまうかもしれない。ゲーム自体を酷評してね。」


「・・・ひどいもんだな。」


「そうだね。まあ、ほんの一例だけどこういったプレイヤーが増えるのは望ましくないし、何よりその称号を取得した君に無用なトラブルが降ってかかるかもしれないからね。自衛して欲しいのさ。」


「実際、ワシらの所にもチートだ、不正だと叫ぶ連中も中にはおるんじゃよ。もっともこのゲームの監視AIは優秀で、そういった事態が発覚すればすぐにアカウント停止じゃ。こうして何事もないのが潔白である証拠じゃ。それでもなんだかんだ言って来るヤツは、今度はソイツがアカウント停止になるがのう。」


「・・・ようするに無用なトラブルに巻き込まれないよう注意しろってことだろ?」


「「その通り。」」


やれやれだな。俺はただゲームを楽しみたいだけなんだが。


「まあ、それはそれとして、だ。【インフォガルド】でもこの情報は拡散しないようにしておく。ただ、一部の身内には個人的に見せるぐらいはしたいんだけどどうかな?」


「いいんじゃね?お前が信頼しているヤツなんだろ?」


「もちろんさ、あ、昨日渡した情報ディスクの代金はもう返さなくていいよ。この情報だけで十分おつりが来るからね。」


「いいのか?拡散できない以上、金にはならないだろ?」


「問題ないさ。称号自体の情報は無益でも『アルクが称号を持っている』という情報は有益だからね。」


「・・・どういうことだ?」


「例えば、【天真爛漫】という称号を持ったアルクがパーティにいればドロップが期待できるだろう?」


「ああ、なるほどそう言うことね。理解した。それでいいぞ。ガットも教えたいやつがいたら教えていいぞ。」


「うむ、それもあるんじゃが武器の調子はどうじゃ?」


「ん?有効に使わせてもらってるぞ。昨日一通り試してみて大体わかった。」


「普通、クラスを決めてから武器を決めるんじゃがの。まあ、ええわい。それでどのクラスをメインで行くのか決まったのか?」


「ああ、【剣士(セイバー)】で行くつもりだぞ。【鉄の大剣(バスターソード)】が一番戦いやすかったからな。次点で銃を使う【銃士(ガンナー)】だったから、必要に応じて切り替えるつもりだ。」


「ふむ、とりあえずメインは近接戦闘職を選ぶわけじゃな?ではこれをやろう。昨日、お前さんのサイズに仕立てたものじゃ。」


そういってまた添付付きでメールを送ってきやがった。


鉄の軽鎧(プレートアーマー) ☆5】

特性:DEF+30 MDEF+30 SPD+5 属性:無 損傷度:0%

戦士が使用する基本的な防具。製作者の手によって最大限まで素材の力が引き出されてる

製作者:アイゼンガルド:ガット 転売不可


「・・・おまえな。」


「安心せい、お前のコイツも含めて貸し50万Gじゃ。」


「・・・なんか適当になってないか。」


「失敬な死蔵させておくよりマシじゃろう?早く装備せい。」


「はいはい。」


【メニュー】を開き、装備する。瞬時に今着てる服の上に黒い鎧が装着される。鎧といっても全身ではなく腕、足、腰、胸、肩部分だけの動きやすい軽鎧だった。


「へぇ、軽くて動きやすいな。全然違和感を感じない。・・・鎧着てSPDが+されるのっておかしくないか?普通-だろ?」


「そこは、ホレ、【アイゼンガルド】のクオリティじゃ。」


「・・・そすか。まあ、ありがたく頂いておくよ。あ、そうだ、ついでにコイツも装備しておこう。」


そういって取り出したのは昨日のフィールドボスを倒したときにドロップしていたものだ。


【勇気のハチガネ ☆3】

特性:--- 属性:無 損傷度:0%

装着すると勇気が湧いてくる


称号のほうに気を取られて取得に気づかなかった、不遇の装備だ。初めて自分で手に入れた装備だし、気合入れるためのハチマキ代わりってことで装着しておく。


「へぇ、【勇気のハチガネ】か。ビックベアのレアドロップだったよ。たしか。」


「ほう、幸先よいんじゃないかの?」


そうかな。まあ、そう言うことにしておこう。


話はこれで終わりということで部屋を出た。


作者のやる気とテンションを上げる為に


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m(_ _)m

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