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閑話 それぞれの反応

===視点切替===>>ラングの場合


「おや、さっそくアルクからメールが・・・ホワッ!!」


「ど、どうしたんですリーダー!」


「え?あ、いやなんでもないんだ。すまないね。驚かせて。」


「そ、そうですか。」


(いきなり称号5つだと!しかも5つとも僕の知らないものだ。まったくあきれるね。


・・・フム、ほとんどが何らかの消費アイテムで代用できるものばかりだな。しかし、称号と消費アイテムは重複して効果があるから有利には違いない。この情報を公開すると真似するやつが増えるだろうな。


 もっとも内容を見る限りそう簡単に真似できるようなものじゃないけどね。特に【天衣無縫】、フィールドボスを独りで、しかもスキルを使わないなんてありえないよ。)


「リーダー?」


「ああ、すまない。先ほどゲームを始めた友人からメールが来てね。」


「ああ、今日の用事でって言っていた人ですね?」


「そうそう、早速称号を取得したって連絡してきてくれたよ。」


「へぇ、それは凄いですね。今日始めたばかりなんでしょう?」


「そう、しかも僕の知らない称号を、ね?」


「・・・それは本当ですか?」


「ああ、・・・おっと本人の許可が無いからまだ教えられないよ?」


「・・・わかりました。許可が取れたら教えてください。」


「ああ、それと彼のことは他言無用で頼む。すぐに有名になりそうな気がするけどね。」


「わかりました。」


(この情報は公開しないほうがいいな。できもしないのにキャラデリを繰り返すヤツが増えそうだ。


多分、ゲームの開発者もできるかできないかのギリギリで考えた称号だろうしね。


でも納得だよ。トッププレイヤーたちももしかしたら似たような称号を持ってて秘匿してるのかもしれない。『天の』称号というくらいだからね。


クックック、一週間どころか、開始3時間でこれだよ。まったく飽きさせないね、君は。)


===視点切替===>>ガットの場合


「ん?メールが来とるの・・・ホワッ!!」


「な、なんだい急に大声出して!」


「・・・いやなんでもない。さっきゲームを始めた知り合いからのメールじゃ。」


「んんー?ヘルプの要請とか?」


「・・・いんや早速称号を取得したっていう自慢じゃな。」


「へぇ、もう称号を取得したなんて優秀じゃないか!アタイが服を作ってあげた子だね?」


「そうなんじゃが・・・いきなり称号を5つも取得するヤツなんて初めてみたワイ。」


「・・・え?マジ?」


「マジじゃ。本人の許可が無いからどんな称号かは見せれんがのう。・・・早いうちにツバ付けといて正解じゃったじゃろう?」


「・・・フフフッ、そう見たいね?どんな人か会うの楽しみだねー。」


「フフ、すぐに会えるじゃろう。」


(しっかし、内容を見るに無茶しとるのう。渡した武器は基本的に大した素材のもんじゃないからそこまで強力ではないはずなんじゃがなぁ。本人の力量が大きいんじゃろうが・・・。


フッ、レベルを上げて、ワシの最高傑作を渡したらどこまでいけるか・・・楽しみじゃわい。


・・・あ、賭けはワシの負けじゃのう、ラングにも連絡しておくか。)


===視点切替===>>???


「ん?・・・これは・・・ホワッ!!」


「おい、どうした。」


「こ、これを見てくれ。」


「ん、・・・こ、これは・・・室長!これを見てください。」


「どうした?・・・ほう、ついに天の称号をそろえたものが現れたか。」


「ログを確認しました。チートその他不正は一切ありません。」


「ということは独力で成し遂げたのか。すごいな。」


「あ、待ってください。その前に【インフォガルド】のリーダー、ラングと【アイゼンガルド】のリーダー、ガットと接触しています。」


「ほう、各分野のトップクラスのクランのリーダーと?どういう経緯だね?」


「どうやらリアルで知り合いのようです。事前に彼らからアイテムと武器を受け取っていますが、どれも初級レベルのもので許容範囲内です。」


「室長、これを見てください。該当プレイヤーのフリーフィールドでの戦闘ログです。」


「・・・ほう?これは凄いな。一度も攻撃を受けず、一度も攻撃を外していない。それも雑魚モンスターからボスモンスターまですべての戦闘で、か。」


「はい、ここでもやはり、チートや不正は確認できません。すべて本人のプレイヤースキルによるものです。」


「このフィールドはサービス開始から難易度変更はしていないな?」


「ハイ、特に問題も起こっていませんし、クレームも上がっていません。適正レベルのフィールドだと判断します。」


「よろしい。では後はこの情報が拡散されるかどうかだが・・・」


「問題ないと思います。プレイヤースキルが求められる称号ばかりですし、仮に取得条件を知ったとしてもそう簡単には取得できないと思いますよ。」


「ただ、そう簡単に取得できない、と理解するまで延々とキャラデリを繰り返すプレイヤーが出るかもしれません。」


「リセマラのようにですね。しかしそれも不正ではないですからね。消費アイテムでも代用できる効果ばかりですし、そこまで欲しがる称号でもないと思われます。今後の経過次第でよろしいのでは?」


「ふむ、それで問題は無いだろう。AIで最終確認を。」


「了解です。


人間界総合管理AI【ヒューザー】・・・問題無しと判断。

魔法界総合管理AI【マジニック】・・・問題無しと判断。

機甲界総合管理AI【ロボキナ】・・・問題無しと判断。

武術界総合管理AI【バトルーツ】・・・問題無しと判断。

精霊界総合管理AI【スピアリー】・・・問題無しと判断。

幻獣界総合管理AI【イリュースト】・・・問題無しと判断。

神仏界総合管理AI【ゴッダ】・・・問題無しと判断。


7対0で問題無しと判断されました。」


「うむ、ではこの話はこれで終わりだ。念のため、彼のログは見れるようにな。」


「了解です。」


作者のやる気とテンションを上げる為に


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― 新着の感想 ―
[良い点] 何から書いたらいいかな? VRの話しは元々好きなのですが 主人公の今後が気になる感じで 楽しみにこれからを読みますね また、掲示板のやり取りも好きですね 面白くてハマって読みそうーw…
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