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クラン【インフォガルド】

===ログイン===>【アイゼンガルド】クランホーム


おはようこんにちこんばんは。


翌日になり早速服と受け取りに行くアテナ、アルマ、についていく俺。そしてラング。


「何でお前がいる?ラング?」


「服を受け取ったら早速他の世界に行くんだろう?せっかくだから【インフォガルド】のクランホームにも招待しておこうと思ってね。ついでに色々教えてあげるよ。ちなみにどこに行くか決まってるのかい?」


「・・・いや、決まってはいないな。全部回るのは決まっているんだが。」


「そこらへんも相談に乗れると思うよ?正直な事をいうと僕やガットもそれほど暇というわけではないからね。できることはできるうちにやっておきたいからね。」


「・・・お礼を言えば良いのか?」


「それも良いけど、それなら対価が良いな。僕は情報、ガットは素材。そのほうが()()()()()()って感じがするだろ?」


「・・・要するにさっさと強くなれってことね。」


「そういうこと。おや?お二人さんが出てきたよ。」


見るとヴィオレさんとともに店の奥から出てきたアテナとアルマが居た。勿論、ヴィオレさんが作った服を着ている。


デザイン的には俺の【黒衣の戦闘服】と同じ感じだが、下はスカートだし、色も違う。アテナは赤が基準に、アルマは青を基準にしたものになっている。


「【紅衣の戦闘服】と【蒼衣の戦闘服】だよ。似合ってるじゃないか!」


確かに似合ってるんだが、ちょっと服がぴっちりしすぎじゃないですかね。なんか色んな所が強調されて・・・おっと睨まれてしまった。ラングは何故か親指を立てている。


「良かったじゃないか。二人とも似合ってるぞー。戦闘服が似合うっていうのが良いことなのかはわからんが。」


「この場合は良いのよ!」「空気読んでください。」


なんか怒られた。褒めたのに。


「アッハッハッハ、確かにそうだね!なら今度暇なときに普通の服も作ってやるよ!あとはコイツも持ってきな!アタイとガットからの餞別だよ!」


そう言うとヴィオレさんは【メニュー】から二人に何かを送ったようだ。アルマにもらったものを見せてもらう。


革鎧(レザーアーマー) ☆5】

特性:DEF+20 MDEF+20 SPD+10 属性:無 損傷度:0%

戦士が使用する基本的な防具。製作者の手によって最大限まで素材の力が引き出されてる

製作者:アイゼンガルド:ヴィオレ 転売不可


「これは・・・もらっても大丈夫なんですか?」


「アッハッハッハ、コレも代金のうちだよ。それに防具なしで冒険はきついだろ?」


「「ありがとうございます!」」


「ウンウン・・・そうだ!!せっかくだからあんたたち三人の写真を撮らせておくれよ。私の服を着た、さ。」


フム、写真は苦手だが、断るような事でもないよな。


「いいっすよ。」「私も」「OKです。」


というわけで三人並ぶ。どうでもいいがオレが真ん中、オレから見て右がアテナ。左がアルマになった。ラングの奴は両手に華でうらやましいねぇ、とか抜かしていたので後でPvPエリアに誘おうと思う。ちなみに写真っていうのは【メニュー】から使用できるスクショ機能のことだ。ブログなんかやってる奴がよくアップしている。


せっかくなんで撮った写真データを送ってもらった。クラン【アークガルド】の初期メンバー写真として撮っておくのも悪くない。今後増える予定は一切ないが。


「そういえばガットは?」


「アイツはクエストに出かけたよ。他のメンバーもね。アンタによろしくだってさ。」


「クエスト?戦闘のか?」


「生産のだよ。何か新しい物を作ろうとした場合、クエストをクリアしてレシピを取得する必要があるのさ。レシピが無いと材料が揃っていても目的の物はつくれないからねぇ。」


そうだったのか。生産職も大変なんだな。


「じゃあ、仮にポーションを作ろうとしたらポーションのレシピをどっかから取ってこないと駄目ってことか。」


「そういうこと。ちなみにポーションを作るには【錬金】と【調合】の二つのスキルが必要だね。」


むう、奥が深いな生産職。


「そういう複数のスキルが必要なものは、そろえるのは大変だけど、スキル経験値的にはおいしいんだよねぇ。ポーションだったら一個作ると【錬金】と【調合】の両方に経験値が入るから。」


ああ、そういうメリットもあるのか。ただ、レベルを上げるためにひたすらポーションを作っていくって言うのは・・・大変だな。


「さあ、話が終わったらとっとと行ってきな!アタイもガットもアンタ等に期待してんだからね!」


ふむ、ココまで期待されたのなら応えない訳にはいかないな。世話になったんならなおさらな。


「わかった。じゃあ、ラング。【インフォガルド】のクランホームに案内してくれ。」


「わかった。」


「ありがとう!また来るねヴィオレ!」「またお会いしましょうヴィオレさん。」


女性陣も相応に仲がよくなったようだ。良いことだ。・・・だよな?あんなマッチョにはなって欲しくはないが。


===移動===>【インフォガルド】クランホーム


「ようこそ。わがホームへ。」


ラングが自慢げにホームを見せ付ける。


【インフォガルド】のクランホームは【アイゼンガルド】のそれとはまた対照的だった。広さは【アイゼンガルド】の店と同じくらい広いが、テーブルとイスまたはソファーが規則的に並んでいて、多くの人が座って何かを話していた。何故か店内はすこし薄暗く、BGMが流れてる。バーカウンターのような物まであり、しまいにはウェイトレスやウェイターが飲食物を各テーブルに運んでいた。しかし、不思議な事にコレだけの人が居るにもかかわらず話し声が聞こえない。BGMが静かに流れるのみだ。


「これは・・・喫茶店?」「酒場?」「バーじゃない?」


「強いて言うならバーかな?ファミレスと酒場を足したバー、とでも言えばいいのかな。」


「・・・それはお前の趣味か?」


「・・・最初はね。質素な感じだったんだ。テーブルとイスがあるだけの。でもその内、情報を集めるなら酒場だろ!って感じになり、現代の酒場っていったらバーだろ!って感じになっていってしまいにはこんな感じになった。」


「・・・つまり、お前とクランメンバーの悪ノリが原因か。」


「・・・そうとも言うね。でも結構人気があるんだよね。ホームオブジェの効果で会話は漏れないし、雰囲気も良くて、飲み物も食べ物もおいしいって評判で・・・」


「お前は一体どこを目指してんだよ。」


「・・・情報通のバーのマスター?」


・・・意外としっくりくるな。


「さ、さあ。こっちだよ。今日は特別にVIP席に案内しよう。」


そう言って店の奥にある広い個室に通される。ただ部屋の中の雰囲気は外と大して変わらない。少し薄暗いバーのそれそのままだ。部屋の隅にカラオケの機材のような物が見えたが無視しておこう。


「さて注文はなににする?飲み物ぐらいはおごるよ?」


「・・・コーラで。」「レモンティー。」「アイスティーを。」


「真面目だねぇ。」


パチンッとキザったらしく指を鳴らすと一人の女性が入ってきた。ウェイトレスではなく、スーツ姿で眼鏡を掛けている。バラのような濃いピンクの髪を纏め上げ、同じくピンクの瞳をしているが目が細く、何より頭にウサギの耳が生えている、いかにも秘書のような姿の美女だ。間違ってもバニーガールではない。


「お待たせしました。」


少しも待っていないのだが、その女性は何故か先ほど注文したばかりの飲み物が乗ったトレイを持っていた。一体いつ用意したのかは知らないがコーラは良く冷えていたので気にしない事にした。


「彼女は僕の右腕でクランのサブリーダーの【ロゼ】だよ。」


「【ロゼ】です。宜しくお願いします。」


「アテナです。」「アルマです。」


「アルクです。ラングのフォローは大変だったでしょう?」


「・・・お気遣いありがとうございます。判ってくれて嬉しいです。」


俺達はがっしり握手をした。彼女とは仲良くやっていけそうだ。




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― 新着の感想 ―
[一言] お ま た せ。アイスティーしかなかったんだけど、いいかな?
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