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現代日本で「生活魔法」が使えるのは僕だけのようです。社畜を辞めて「特殊清掃」を始めたら、いつの間にか億万長者になっていました  作者: かるびの飼い主


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第83話 【アイテムボックス】で世界中の漁港を巡り、朝獲れ鮮魚を乱獲しました

諸事情により4話更新です

4話更新の2話目

アイリさんへの弁当配達が決まり、スズが張り切っている。


「主様! 最高のお弁当には、最高の食材が必要です! 特に魚が足りません!」

「ダンジョンの魚じゃダメなのか?」

「たまには普通の海の魚も食べたいです。……北海道のカニとか、九州のサバとか」


 スズのリクエストだ。断る理由はない。

 俺はスマホを取り出した。ウーナに改造してもらったチートスマホだ。


「検索……『今、一番魚が美味い場所』」


 瞬時に世界中の漁港のデータが表示される。

 北海道の市場、地中海の港、ノルウェーのフィヨルド。


「よし、全部行くか」

「えっ、全部ですか!?」


 俺たちは【テレポート】で北海道へ飛んだ。

 市場に並ぶ新鮮なカニやホタテ。

 俺は店ごと買い占める勢いで購入し、即座に【アイテムボックス】へ放り込む。


「――収納」


 時間は停止する。鮮度は永遠に「獲れたて」のままだ。

 次はノルウェーへ。脂の乗ったサーモンを一本買い。

 さらに地中海へ飛び、見たこともない色の魚をゲット。


「主様、買いすぎです! 冷蔵庫に入りません!」

「大丈夫だ。俺のアイテムボックスが冷蔵庫代わりだから」


 結局、世界一周の買い出しツアーは一時間で終了した。

 帰宅後、リビングには世界中の海産物が山積みになった。


「……これ、どうやって処理するの?」


 リサが呆れている。

 だが、俺には考えがあった。

 この大量の魚を、ただ食べるだけではもったいない。

 ウーナの知識を使えば、もっと面白いことができるはずだ。


(続く)

テレポートとアイテムボックスを使った、究極の買い出しツアー。

距離も時間も関係ありません。

世界中の「旬」が、一瞬で食卓に並びます。


次回、余った魚を使って、ウーナと新しい「アート」を作ります。

それがまさか、異世界で高く売れるとは……。

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