12 胃痛の中の下北沢
12 胃痛の中の下北沢
激しい胃痛に見舞われながら、下北沢で弾いてきた。
胃は、キューッと引き絞られるような痛みが出て、全然眠れなかった…。
朝も、娘たち(ニャンズ)にごはんをあげてから、横になってるしかなく…。
飲みまくった太田胃散は、効いてるのか、効いてないのか…。
痛すぎて何が何だか分からなかった。
歩けるくらいに回復したので、はるか遠く、下北沢へ。
弾いた曲は2曲。
椎名林檎『丸の内サディスティック』
King Gnu『三文小説』
いつの間にか、人が周りに集まってくれ、わあっと拍手をいただいた。
楽譜がないと何も弾けないピアノ弾きだけど、それでもいいよと言ってもらえた気がして、すごく嬉しかった。
『三文小説』は、売れない小説家とそれを支える妻の物語なんだそう。
小説が丸ごと「人生」に置き換えて読解出来そうな歌詞で、とにかく素敵。
残念だったのは、下北沢のストリートピアノの音が狂っていたこと…。
キーもとても重く、あのピアノで速い曲を弾くのは大変だろうなと思った。
指がもつれる。
下北沢のストリートピアノは、外ピアノなんだそう。
雨や風で、すぐ音が合わなくなってしまうんだろう。
鍵盤も傷だらけだった。
見た目は薄いブラウン…キャメルの色のアップライトピアノで、とても珍しいタイプだと思った。
いまいち弾きこなせた感じがしないので、またチャレンジすると思う。
帰りの電車の中で、早々に次の曲探しを開始した。
次も東京で弾こうかなあ…。
ちなみに、胃は今もすごく痛い(泣)
なんだろ…(泣)




