ネタないし最終回でいいんじゃないですか
実はこの小説、2話目で終わっても問題ないんですよね。
それ以降は全部後日譚です。
はい。
「音楽を作ろう!」
「この人は何でこう止まることを知らないというか緩急をつけないと言うかマグロというか」
しょーがないじゃん、何かを始めることは簡単だからすぐできる、その衝動は止められないのさ。問題なのは飽きて続けられない事。
というわけで今回は唐突に思い立って作曲をしてみたいと思います!相棒はダメ天使の…君名前なんだっけ?キル以外そんな愛着ないし名前つけてるキャラもレアだから忘れちゃったよほとんど熊ちゃんとかグレネードとかの愛称(?)だし…ちょっと待ってね。
…そうラキ!ラキだよラキ、サートラキ!
もー私がツッコミ役としてとても便利で重要なサブキャラを忘れる三千世界なんてあるわけないじゃないですかやだなー!
はいじゃあ本題に戻って。
音楽だよ音楽。キルがら支給されたPCに音楽ソフトを入れれば準備は完了!プラグインとかは各自でどーぞ。
「ひょっとしてこーゆー事してたから私の出番が消えてたんですか?いえ暇な事はいい事なんですけど…」
「自慢じゃないけど作曲なんて三日も立たず才能無いって絶望したから関係ないよ」
「本当に自慢になりませんね!?」
あれもこれも全部アーク〇イツって奴が悪いんだ。やめろ一癖ある百合は私に効く…っ!
「まぁそんなわけで。やりたいことも溜まってきたし、今日も私がこの世界を動かさんとしているわけですよ」
「やりたいことが無い状態が一番この世界にとっていい事なんじゃないでしょうか…」
停滞する世界より多少破壊されようと動き続ける世界の方が絶対いいって。ほら世界君もそう言ってる。
「いい?作曲はね、フィーリングなの。適当に口ずさんでリズム刻んで指鳴らしてメロディ作っていくの!それを頭の中で楽器に変換してソフトに打ち込んでたらそのうち出来上がる!」
「レイさん今全ての作曲家に喧嘩を売りましたね」
「そして出来上がったものがこちらです」
「料理じゃないんですから!」
ばっさばっさと羽を荒らぶらせながら喚いているラキをほっといて再生。感情で自分の意思とは関係なく体の部位が動いちゃうのは無表情キャラでやらないとキャラが立たなくてダメだよラキ。先輩からのアドバイスさ。ここには他にもいっぱいキャラが濃いキャラいるからね。だから忘れられるんじゃないキミ?
再生されるのはどの楽器だったらいいか全くわからなかったので全部ピアノで構成されたモノだった。
「………」
「で、どうラキ?私は結構気に入ってるんだけど」
「不協和音ですね」
「よしラッパ出せ、滅びの旋律を奏でてやる!」
なんとなくだけど、トイレにいると落ち着く。
多分狭いところが好きなんだと思う。電気を付けても扉を閉めていれば程よい暗さで、周りは壁に囲まれていて人の視線を気にしなくてよく、座ると無防備に体を癒すことができる。そういった、ある意味自分だけの空間が心地よいものなんだろう。
そんなトイレで私は小説を読んでいた。
私は近年増えてきた電子書籍ではなく、紙の本が好きだ。形として残り、データとしてではなく質量で自分の読破した痕跡を見ることができる。異世界に来てもそれは構わず、飛び出す絵本の文字Verみたいな魔法の巻き物ではなく、活版印刷(魔法で型を作るらしい)された紙の本を熊ちゃんから貢いでもらっていた。
さてそんな小説のワンシーン。主人公たちが他国へ行こうと船を買い取り、海から獲物が来たと舌なめずりするサメを睨みながら航海している場面だ。
サメは殴れという衝動に駆られながらも、私の頭には船から剣を振り下ろしてサメの頭を爆発させている描写から、スイカ割りが連想された。
スイカ割り。
やったことないな。
してみたいな。
しよう。
「う~み~だ~!」(行動力の化身)
白い雲、青い空。
無理やり連れてこられ、せめて快適に寝ようと渋々ビーチパラソルを設置しているラキ。
太陽熱で揺らめく砂浜に、どこまでも広がる海。
そして日焼け止め(ローションタイプ)を握り怪しく微笑むキル。
…お勤めに、いってきます。
「はーっ、はーっ…!…っ…どうせっ、魔法でっ、治るんだから、塗らなくても良かったんじゃないの?」
私の大きく消耗しながら紡ぐ皮肉に対し、キルは心底わからないといった表情で首をかしげる。
「…?レイは猫を見つけても触りに行かないのかい?」
「嫌がるかもなって考えたら普通止めるんですよ」
「レイは止めるのかい?」
「いや止めないけど」
そこに猫がいるならば、自分が嫌われる覚悟を持ってでも吶喊せよ。自分の好きを偽らず、後先考えず今だけのために動け。
そういうことです。
まずは服装描写。これを飛ばすなんてとんでもない。
キルの服装は上は淡い水色のシンプルなビキニ。その上に黒いパーカーを羽織っており肩は隠している。けどもちろんお腹は丸見えで、白い肌が覗ける。そして黒のキャップ。下はジーンズデニムショートパンツでこれまた生足が見れる中々に露出が多い恰好だ。眼福だねぇ。やっぱ全裸より服着てる方がえっちぃよ。
私?タンキニ。以上。自分の水着解説しても面白くないもん。
ちなみに既に寝入ったラキは水色のワンピースタイプだった。あいつ後で砂に埋めてやろう。
さて今回用意し(てもらっ)たはアベランより取り寄せた王族貴族御用達、超高級スイカでございます。見た目は地球のものとそう変わらないけど、かなり重い。スイカ一玉なんて前世で持ったことないから予想だけど。
あとなんか持ってる手が噛まれてる気がする。生きてるのかなこのスイカ?
砂浜の適当な場所に布を敷き、スイカを置いて準備完了。目にも布を当て後ろできゅっと結ぶ。心眼でどうにかしましょう。関係ないことだけど人って目隠しされたら感覚二倍になるらしいね。心眼とはつまり感度3000倍ってことでは…?
「キルーバットっぽいものちょうだいー」
「まぁ叩くというより斬るが正しいけど、これでいいかな」
手を広げ待っていると、布の感触がするものを渡される。手探りで把握していくと、金属と布の棒状のものだった。
「なにこれ?」
「童子切って刀だね」
「急に物騒なもの渡すじゃん」
でも鞘は抜けないようにしてるっぽいので安心ではある。
よーしこれでスイカを一刀両断しちゃうぞー!
ぐい。
誰か…キルだろうけど、にお腹に手を通され抱え込まれる感覚。
「おん?」
「まずは回転。ルール通りにね」
ルールなんてよく知らないんだけど。
そんな私の思いを無視され、体を持ち上げられぐるんぐるんと回転させられる。
10回まわされた頃には既に方向感覚は狂った。立つのもあやふやなレベル。
「僕の声の方向がわかるかい?」
「わ、ったしが嫁の声ないし気配を違える訳ないでしょ!こっちだね!」
「真反対だね」
「…キルにしか背中を預けれないってことさ」
「その咄嗟の機転は中々の才能だね」
機転?いやいや、私は最初っからそう思ってましたよ?
「まず左に二歩」
「はい」
ざくざく。砂浜が熱い。超熱い。
サンダルくらい履いとけばよかった。
「右に50度くらい…もう少し…うん、その角度」
真っ黒な視界の中、与えられる情報は少なく、キルの声と砂浜の熱だけが強調される。
「で、7歩くらいかな?前に…行き過ぎかな?戻って戻って戻って…うん、そこだね」
キルの声だけを聴き、キルからの情報を信じる。構えた刀は真正面。両手でしっかりと握り、暗闇の中で前を見据える。
「ちょっと左に体を曲げて…もう一回。左に肩幅分移動して…よし、そこだ。完璧な位置だよ」
刀を大きく振り上げる。スイカ割りなんてしたことはないけど、こうゆうのは破裂させてぐしゃぐしゃに飛び散らすのがルールだ。遠慮はいらない。
自分の持つ力で、自分の持つ技術で、自分の持つ意思で。
「そこがラキが寝てる頭の位置だ」
跡形もなく破壊させる!
「…んっ?すみませんキルさん今なんて言いま───」
「死ねえええぇぇぇえっっっ!!!」
「きゃあああぁぁぁあっっっ!?!?!?」
ザシュウウウゥゥゥッ!
私が思いっきり振り下ろした刀は、鞘に入った状態のままだというのにも関わらず、抵抗なく砂を切り裂いていった。
目隠しをズラすと刀身の殆どが砂に埋まった刀と、砂だらけで、私を信じられないようなものを見るような目で見てくる不格好なラキの姿が視界に入る。
「ちっ!もう少しだったのに…」
「なっ何がもう少しだったのにですか!?今絶対途中で止めることできましたよねむしろ私がいるって聞いてから力更に込めましたよね死ねぇって言いましたよね!?!?!?」
「冗談だよ冗談!ラキだったら避けるって信じてたさ!HAHAHA!」
「こんっいけしゃあしゃあと…!」
ラキが全身に舞い上がった砂を被りながらも肩を震わせる。きっと纏わりついた砂を落とそうとしているんだろう。もっと強い振動じゃないとダメだと思うけどなー。
「やぁレイ、惜しかったね」
「っ!キルさんもキルさんです!何が惜しかったねですか!?」
「ん?刀を振り下ろすのを止めるのをだけど」
「ああもうこれだからこの人たちは!」
ちなみにこの後、いつのまにか逃げていたスイカを粉砕し、かき氷を食べてお家に帰った。スイカ?やだよ、私種が一生気になるから食べれないもん。みかんの皮剥くのに30分かかるって日頃から言ってるでしょーが。
私はキルに依存している。
そこには信頼も安心もない。
私はもうキルを疑えないのだ。
自分の事を疑うなんて、普通はしないでしょ?
それと一緒。
私はキルで、キルは私。
それは最早事実なんだ。
私の想像でも思考でも認識でもない。
ただの事実だ。
耳かき。
私は恋人が出来ても怖いからさせることはないだろうなーと思っていたけど、キルなら例外だ。
ただし何をするかはわからないので普通に怖い。
キルに膝枕されながら体の内側を弄られる。中をえぐる棒が私を蹂躙し、たまらず私は喘ぎ声にも似た情けない声を小さく漏らす。エロい方向に勘違いさせる描写って最初にネタバラししてたら意味なくない?
「耳かきはさー普通に気持ちいいよ。枕もいいしね。けどそれをASMRでって言うのは、私よくわかんないなーって思う。そもそもASMRが好きじゃないって言うのもあるけど」
「まぁぞわぞわってするのがいいんじゃないかなぁ。レイは僕の声だけを聴いていればいいよ」
「唐突なヤンデレは止めてー」
目を瞑りながら談笑。小説だったらここで膝枕の感触とかキルの匂いとかを描写するのかもしれないけど、残念ながら感触匂い視界全て服だ。この娘基本新品しか着てないっぽいですね。経済によろしくないのでは?まほーで作ってると思われるけどね。
「おー聞こえた?今お腹蹴ったよキルに似ずに元気な子だねー」
「孕むなら間違いなくレイのほうだよ」
「ひえっ」
膝から聞こえたの的なニュアンスで突っ込んで欲しかったのに、リアクションが想定外に怖い…。
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「続いて右のフード、マーカス・オレボワール!稀代の魔術師だ!
ぷよぷよのキャラのレムレスの技名から。お菓子関係の言葉だったかな。なお正しくはフォレノワール。
「タッチ~あなたが鬼よ!」
lolよりタリヤのセリフ。
「どこへ行こうというのかね!どこへ!…
大佐。
僕のデータに無いぞ…!
ぬきたしというエロゲのデーベルトから。
Q.何で殺そうとするの?A.だって生きてるんだもん。
TRPG動画より。
「ケモナーなの?名前はカンガルー?」「コイツ性癖を先にって感じに
ハンター*2の同人(?)漫画のゴンさんの奴の頭弄られる人生存ルート
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嘘じゃないもん。ほんとだもん。
トロロいたもん。
「私、科学者が好戦的な笑み浮かべてのっりのりでバトる奴好き!」&その後のレイのセリフと武器と恰好
MO4というゲームの社長から。
我が小学生からの相棒、最強機関銃「ランチャーエイトネオ」
ラチェット&クラークというゲームの最強武器。
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チラシが収穫できた。少し前植えたお祭りチラシの種がもうこんなに育って…!
TRPG動画より
黒と青に彩られた浴衣~私の対を意識したような白と赤で染められた
にゃんこ大戦争の極ネコ達のカラーリング
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ルールなんてよく知らないんだけど。
知らないので適当です。




