24-1-10『瑠璃色の銃声◆元子爵令嬢の浪漫奇譚』本文感想
皆様こんにちはこんばんは、遊月奈喩多と申す者でございます!
とうとうゴールデンウィークも明けてしまいました。一夜の夢から醒めたかのような日々を過ごすなか、この書き出し祭りという催しはその甘美な夢の名残として申し分のなさすぎるものなのではないかなと思ったりしております。
さて、今回のお話は!?
この書き出しの時点だと瑠唯子嬢は銃声のフェチというよりは自分の銃声が放つ色に魅入られたお嬢様という感じでしたね。あらすじの時点だとてっきり、『私は赦しましてよ? だが、愛銃はどうかな』みたいな感じで悪人を撃つことに快楽を覚えているタイプのお嬢様だと思っていたので、そこはなんというか、まともそうな人でよかった!とか思ったりしています。
凶暴な野犬が彷徨いていたり凶悪な事件が続いていたり、いろいろと物騒なところではありますが、意外に瑠唯子嬢のところについてくれている元召し使い(?)の面々に囲まれながら、明るい日々を送れていそうな印象でした。
あと、銃撃戦のときの瑠唯子嬢に関する描写が見事でしたね。これはこの作者様も、強いお嬢様という概念に魅せられた御方とお見受けしましたよ! わかります、いいですよね、強いお嬢様ね。あとやっぱり、ですわ口調っていいですよね。まさに浪漫。まさにロマン。此所に物語が在ったんですねぇ。
ちなみに「奇譚」というのはもう常ならざるとんでもない話(他にも不思議なお話とかも指すようですが、恐らく瑠唯子嬢の周りでは怪奇現象の類いは起きなさそうなので)を指すそうなので、ひょっとしたらこの連続殺人を追いかけたことをきっかけにとんでもない抗争に身を投じることになるのかもしれませんね。
前書きに引き続き、遊月です。本文でも書いてしまいましたが、やはり『ですわ』口調っていいですよね。
思えば、ここ最近筆者の胸をときめかせるキャラクターにもこの『ですわ』口調のキャラクターはいました。具体的に名前を挙げることはしませんが、たとえば力こと最強、故に勝者みたいな最強のお嬢様であったり、失った眩しすぎる過去を忘れようと藻掻いて足掻いた末に神に至った元財閥令嬢だったり。そのどちらもが『ですわ』口調でした。
そうですね、ですわ口調のキャラクターには、瑠唯子嬢も恐らくそうですが、浪漫が詰まっているんですよね。筆者も先述の、神に至って「うるせー口ですわね……(KiLLKiSS)」とばかりに考察やら何やらを退けてみせた元財閥令嬢の記憶が頭から抜けそうにありません。個人的な好みですが、元々あれこれと持ち合わせている上に圧倒的光属性だった強キャラお嬢様が、家の没落などを経て苦難の先に清濁併せ飲むタイプの最強キャラになる展開って、やっぱり燃えますよね。「──この世の全てなんて、とうの昔に背負っていましてよ」とか言ってほしくなります。
どこかの王様の幻覚まで見え始めてしまったところで、『瑠璃色の銃声◆元子爵令嬢の浪漫奇譚』の感想とさせていただきます。




