23-1-21 落日の大地に響く時の鐘~紫の姫と銀の盾~ 本文感想
皆様こんにちはこんばんは、遊月奈喩多と申す者でございます! こんなゆー!
タイあら時点ではヒロイックファンタジーなのかと思っておりますが、さて本編ではどんなお話になっていくのか……!? 楽しみに拝読しますね!
婚約破棄の真実やらシャルロット嬢の肖像が後に残らなかったことなどのタイあら時点からの謎、そして敢えて身体の一部(シャルロット嬢の目、エドモンくんの髪)の色がタイトルのカラーとして採用されていること、シャルロット嬢が病院への慰問で失望したものや知ってしまったことなど、本文を読んだことで新たに提示された謎……。
実はこのお話、シャルロット嬢が「傷心旅行」に出ているらしいこと、そしてエドモンくんが軍の上司に楯突いたことでその護衛に任命された……“らしい”ことしかわかっていないんですよね。開示されている情報がエドモンくんの回想以外ほぼ全て“らしい”で構成される冒頭、これはなんだか新しいというか、筆者はなんだかどす黒い真実が全編に亘って横たわっているように思えて楽しみになってしまうんですよね。
たぶん、終わりまで進んでからこの部分を読み返したとき、『うわ、ここの引っ掛かった部分そういうことだったんだ!』と我々読者は膝を打つことになるのではないでしょうか?
実のところファンタジーものっぽいタイトルに反して(筆者の偏見です)、かなりシビアに戦争というものを描いた作品に見えるので、恐らくエドモンくんは今後ままならない場面にたくさん直面するし、シャルロット嬢が辛酸を舐める体験をしたことを聞かされるも、それは全て終わった過去のことだからエドモンくんはいくら拳を握っても介入などできはしないと歯軋りする場面があったりしそうではないですか……!
きっと胃と胸がとても痛くなるお話だと……!
期待しちゃうんですよね!!
前書きに引き続き、遊月です。いやぁ、謎が謎を呼び、更に新しい謎まで生まれてくるようなお話でしたね。
本文の部分でも書きましたが、筆者の予想ではタイあらや書き出し部分で『え、どういうこと?』と我々読者のなかで引っ掛かりとして芽生えた部分を、恐らく最悪の(作劇としては最高の)形で回収してくる話になるのではないかと思うんですよね。いや、なんだかそういうシビアさのあるお話だと思うんですよね。
響く時の鐘が、過酷な旅の果てでふたりが聞くことになる、自らのために鳴らされる弔鐘とか……そういうこと、ないですかね……??
弔鐘というと、筆者の前に持っていたスマホが壊れたのをきっかけに引退を余儀なくされたソーシャルゲームでも、各地を巡って鐘を鳴らすという使命を果たした果てに国の破滅を見届け、自身も国を救うための“剣”となって主人公たちの道を開く役割を全うすることになったヒロインがいましたっけね……。筆者はそんな主人公やヒロインそっちのけでお互いのクソデカ感情に殉じていった百合カップルに夢中になってしまっていましたが、考えるとユーザーの間で人気になるのも頷けるヒロインでしたね……。筆者が物騒な感情の行き来する百合のオタクだったばかりに、その辺りのアンテナが鈍っていたかも知れませんね。
まぁ!! 今もその辺り変わらないですけど!(おいおい)
ということで、ハラハラドキドキな雰囲気の漂う書き出しに胸を鳴らしながら、『落日の大地に響く時の鐘~紫の姫と銀の盾~』の感想とさせていただきます。




