21-1-24『今日も猫とともに』本文感想
皆様こんにちはこんばんは、遊月奈喩多と申すものでございます! 今回は、猫ちゃんのきもちになるですよ! にゃんにゃんにゃにゃーん!
桜さん、本名じゃないんですねぇ……。
「あの人」というワードがあるから桜さんが抱えている問題はDV絡みとかその辺で、最後に明かされる「人殺し」には堕胎(もしかしたらストレスとか外的なあれそれで流産したのかも知れない)とかも含まれていたりするかも知れなかったり……いろいろ気になることだらけでたまりませんね。
ゆっくりと止まっていた時間が流れていく温かい物語かなと思って、それはそれでワクワクしておりましたが、違った方向からのワクワクが押し寄せてまいりました、海街での物語ですし、それこそ波のようにね!(何もうまいことを言えてないのにうまいこと言ったかのように)
思えば筆者が初めて書き出し祭りに参加した作品も、夫からの性暴力の末に妊娠・出産した子どもを、復讐する機会すらないまま勝手に死んだ夫への消えない憎しみやら子ども自身に見てしまった夫の面影への恐怖から殺してしまう場面で始まるお話でしたっけ……。いろいろ思い出してしまいますね。
……上記であれこれ言ったのは筆者の趣味に基づく憶測ですが、30手前にして贖罪の死を決意し、それまでの余生を過ごす桜さんの人生に、タロさんや翔太くんとの出会いは何をもたらすのか……? これはもうあれですね、チャンネルはそのまま!というやつですね。
追いかけ甲斐のある作品と出会ってしまったかも知れませんねぇ!!
前書きに引き続き、遊月です。
なるほどこう来ましたか……! 全体的に静かな雰囲気で始まりつつも、最後の方に不穏な影を滲ませる話運び、これは筆者好みの展開でございました! 本文では筆者の勝手な妄想を交えて好き勝手に感想を述べてしまいましたが、この先は作者様の領分、楽しんで書き進めていただきたいものです!
翔太くんサイドから見たら突然訪れた影のある年上女性との生活か……などと思ったらふと思い出したのですが、母を亡くした少年が、父親が新しく雇った自分と同じくらいの(と言われているけどたぶん少し上かな?)年頃のメイドに恋する漫画があったな……と。ある夜、どうにも眠れず屋敷を歩いていたら父親とそのメイドさんの情事を目撃して仄かな胸の痛みを覚えながら精通した少年と、何やかんやで少年への好意を募らせながらも最後には少年の姉弟を身籠ったらしい描写のあるメイドさんの、進展しそうで進展しない、けれど歪な形で少しだけ進んでしまっている関係を楽しめる漫画だったな……とぼんやり思い出すのですが、いいですよね、そういうのね。特に遊月が唸ったのは、もちろん情事の最中には開けたり捲れたりしてしまうものの、メイドさんの服がクラシカルな感じのメイド服だったことでしょうか。敢えて普段は露出しないスタイル……いいと思います! 筆者の、巫女服萌えを拗らせていた少年時代を思い出しました。
恐らく桜さんの抱える苦悩や悲哀が癒えていく(癒えきるとは言っていない)物語になるとは思うのですが、悲しみを埋めるようにズブズブになっていく関係というのにも感じ入りますよねという話までするとさすがに後書きが長くなりすぎるので、それはまたの機会に……。
以上、『今日も猫と共に』の本文感想でした!




