21-3-7『僻地コンビニの雇われ店長はKawaii原生生物が好き』タイあら感想
皆様こんにちはこんばんは、遊月奈喩多と申すものでございます!
前書き後書きはサラッといきますよ!
今回紹介するお話はこちら!
とある宇宙人が、ある惑星の劣悪な文化で暮らす原生生物を愛で、現地の言葉でいうところの『Kawaii』姿をただ見続けていそうなあらすじでした。
コンビニ勤務っていろいろありますものね……、私も数年前(もうそろそろ10年前だなんて認めない、認めない!!)はほぼ毎回にこやかに笑いながら心で中指立てているような日々でしたが、きっとこの店長はそういう厄介客たちも『Kawaii』と認知できるのでしょう。ちょっとだけ羨ましいような気もしてしまいますね……物騒な事件というのはだいぶ気になるけれども!
あとこのお話、「可愛い」という言葉の持つある種の暴力性にも触れてくれそうな気がしているので、その辺りも期待大かと!!!
前書きに引き続き、遊月です。異星人ってロマンの塊ですよね、そういう存在から「可愛い」と認知される地球人……じゃない辺境惑星の民の、あしたはどっちだ!!
さて、前にいわゆる寝取られ作品ではアイテムの使い方も大事になってきそうだよねというお話をさせていただいたと思うのですが、恋人とお揃いで買ったペアリングを外している隙に間男に加工され、もういよいよ堕ちかかったけど気持ちの中の最後の一線を越えられずにいるヒロインが、情事の最中にそのペアリングを間男に見せられる漫画があったんですね……。ペアリングはちょっとの力で粉々に砕けてしまいそうな状態になっていて、間男はヒロインにそれを歯で咥えるように指示します。選ばせるわけですね、恋人への操を無理に立て続けるのか、指輪を自ら噛み砕いて自分のものになるのかをね……。結果はもちろんお察しの通りなのですが、なるほどそういうのもいいなと読みながら思ったわけです。
思い出を自ら断ち切らせる好意を挟む寝取られ作品というのも乙なものだなと、そのときの私はページを捲りながら感心したわけです。そもそも金属製の指輪をそんなギリギリに加工するとかどういう繊細な技術力なのかと思わなくもないのですが、そういうことじゃあないのです。
取り返しのつかない一歩をヒロイン自身に踏み出させる寝取られ展開、私は大好きですね……というお話なので。
ちなみにその漫画を描かれている先生の別作品では、「俺から告白したいんだ!」と言って付き合うのを躊躇っている主人公を待っていた幼馴染み(家も隣同士ですって、窓越しの会話とか憧れちゃいますね)ヒロインが横から現れた男にとても積極的に想いを告げられ、それまでは考えられなかったような経験を経てすっかりその男の彼女になってしまう全3部作の漫画があるのですが、その3作目(ヒロイン視点で男に靡いた経緯やその後初恋に区切りをつけていく過程を描いたお話)での「わたし、待ちくたびれちゃったよ」というモノローグや、最後のページの
あの窓を私はいつでも開け放っていた
あいつが覗きやすいように いつも大きく
でも少し 寒くなっちゃったんだ
たくさんの想い出にさよならをして
私はひとり 窓を閉めた
という締めのモノローグが、こう……ね!! 主人公視点だと横から現れた男に幼馴染みを奪われた物語みたいに感じられてしまうのですが、この文章素敵だと思いません? もう筆者嫉妬してしまいましたもの、凄いなぁ……寝取られですって顔しておいて、実際はヒロインちゃんがいつまでも進むことのできない初恋に区切りをつけて前に進んでいく漫画なんだなぁと、用意したティッシュで涙を拭いてしまいましたもの。こういう話……いいですよね!!
ということで、『僻地コンビニの雇われ店長はKawaii原生生物が好き』のタイあら感想でした!




