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ガンドラル〜異世界に飲み込まれた世界で最狂(のハーレム)と最凶(の村)を作った最強(無自覚)の男のお話〜  作者: ろろ


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195/286

195話

「おい、貴様! 私の可愛い妹から離れろ!」


「まあ、落ち着け。わが息子よ」


「親父! あいつセフィにあんなに近づいてやがるんだぞ」


「な、おい! そこの若造、うちの娘になにをしている!」


 ……。

 初っぱなからトラブルかよ。


「聞いてるのか。私の娘から離れろといってるだろ!」


「おい、親父。いつからセフィが親父のものになったんだよ」


「生まれたときからに決まってるだろうが!」


「それなら俺だって立場は一緒だぞ。セフィと初めてあったあの日から、俺の人生はセフィの為にあるんだ」


「ふん、それなら私は」


「父様、兄様、落ち着いて下さい」


 ……濃いなぁ。


「セフィ、兄様が一番だよな?」


「セフィ、父様が一番だよな?」


「一番はサシチ様です」


 セフィさん、火に油を注がないでください。


「きっさまー! 俺の妹を誑かしやがって!」


「若造! 私の娘になにをした!」


「おい、親父。いつからセフィが親父のものになったんだよ」


「生まれたときからに決まってるだろうが!」


 またそこに戻るのかよ!

 全然話が前に進まねえ。


「誑かすだなど。サシチ様は私の伴侶となるお方。例え父様や兄様とて、あまり失礼な物言いは私が許しません!」


「言うようになったな、セフィ!」


「あの小さな娘が逞しくなったものだ。だが認めてほしくば我々を越えて見せろ!」


「わかりました。父様、兄様、いきます!」


「ご」


「が」


 なんなのこの展開……。

 結婚のご挨拶に伺ったら、パートナーが自分の家族をぶん殴って気絶させるとか。

 意味わかんねーよ。




「はじめまして、えっとヒダリさんでよろしいのかしら?」


 セフィは間違いなく母親似だな。

 性格は父親に限りなく近い気がするが。


「あら、でもセフィもヒダリさんになるのかしら?」


「はい、母様」


「どちらもヒダリさんね。なら、サシチさんとお呼びしてもいいかしら?」


「呼びやすいように呼んでいただければ」


「それじゃあ、サシチさん。私はセフィの母で、ソシエルといいます。これからよろしくお願いしますね」


「こちらこそよろしくお願いいたします。ソシエルさん」


 普通に挨拶してるが……。

 気絶中の二人は放置なんですね。


「もう家族になるのですから貴方も私の息子の一人よ。ソシエルさんなんて他人行儀な言い方は少し寂しいわ」


 今日が初対面なんだが。

 この人はこの人でえらい距離感の人だな。


「そう、そうですよ、サシチ様。私達はもう家族です!」


 うん、わかってるよ。

 セフィさん、だからそんなに興奮して色々押し付けないで。

 気絶してる二人が起きたら、また面倒くさいことになるからね。


「貴様! 何をしてる! 俺の妹から離れろ!」


「若造! 私の娘から離れろ!」


「おい、親父。いつからセフィが親父のものになったんだよ」


「生まれたときからに決まってるだろうが!」


 また繰り返すのかよ!

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