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ガンドラル〜異世界に飲み込まれた世界で最狂(のハーレム)と最凶(の村)を作った最強(無自覚)の男のお話〜  作者: ろろ


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187話

 とりあえず今貰えるものは貰った。

 次は後日貰うものの下準備だな。


「それじゃあ、皇帝。一ヶ月後にまた来る」


「おい、いなくなる前に元に戻せ」


 この人、なんというか生首状態がしっくりくるんだよな。

 サベローやエチゴラさんと同じ生首の才能があるんだろうか?


「そのままでもいいんじゃないか? なんというか、いい感じだぞ」


「貴様ふざけているのか? 皇帝の首から上だけ転がっている謁見の間なぞ、ありえんだろうが」


 生首皇帝。

 なかなか斬新だよな。

 もしかしたら親しみを持つ奴も増えるかも知れないだろ。


「早く元に戻せ!」


「あの、ついでに私も戻してもらえると。転がりながら移動だとどうしても距離に限度が」


「エチゴラ、貴様はこの状態で移動しているのか!?」


「慣れるとそれなりに移動できますよ」


 流石、生首上級者のエチゴラさん。

 皇帝もびっくりだな。


「まあ、ものは試しですから。ダチキッシュ様もやってみてはいかがですか?」


「やるわけがないだろう!」


「そうですか、これはこれで中々楽しくもあるのですが」


 エチゴラさん、いつの間にか皇帝と名前で呼び会う仲になってるのか。

 生首の才能を持つもの同士、馬が会うのかね?


「おい、もうなんでもいいから元に戻してくれ。私には敗戦に関わる業務が山のように控えているのだ」


「……、わかった」


「その間は一体、っと元に戻ったな。貴様らさっさと出ていけ、先ほども言った通り私は忙しいからな」


「それじゃあ、一ヶ月後に」


「ふん」


 それじゃあ、俺もやるべきことをやりますか。




 これが魔窟ねぇ。

 見た目はただの洞窟だな。

 一応人避けはしてもらってるが、まあ見られてもいいか。


「魔窟を探索されるのですか?」


「いえ、交渉に来ただけですよ」


「交渉……ですか?」


「ええ、移動の交渉です」


「移動の交渉? どなたの移動でしょうか?」


「魔窟ですよ」


「?」


 エチゴラさんは知らないみたいだな。

 この辺の情報はほぼ失われてるのかね?


「魔窟や魔塔は生きているんですよ」


「は!?」


「他の生物を体内にいれて、そこから微量の魔力を吸収して生きている生物。それが魔窟や魔塔といったものの正体です」


「……」


 うーん、流石にエチゴラさんでもはいそうですかとはならないか。

 まあ、信じてもらうかどうかの問題でもないしな。

 とりあえず挨拶でもしてみますか。


『はじめまして、私はサシチ・ヒダリともうします』


『ンン? 我ラノ言葉ヲ話ス他種族トハ珍シイ』


 どうやらうまく言葉が通じたみたいだ。

 それじゃあ、交渉してみますかね。


『本日はお願いがあって参りました』


『願イ?』


『ええ』


『フム、久シブリノ他種族トノ会話ダ。聞クダケ聞イテヤロウ』


『単刀直入に申し上げます。私達の領地へ来ていただけませんか?』


『ソレハ我ニ、コノ地カラ移動シロトイウコトカ?』


『はい』


『フム。餌ニモ困ッテオラヌシ、コノ地デ生キルコトニ我ハ不満ハナイ。ソレニ我ハ移動スルニハ成長シスギテイル』


 爺さんやルドの予想通りか。

 まあ、おかけで話は早く済みそうだがな。

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