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我輩は騎獣である  作者: KEITA
第十二章
121/127




「―――ッ」


 目蓋を開く。寝起きの視界が像を結ぶに、まだ周囲は暗い。

(未だ夜半か)

 身を起こし、首を巡らせる。何かが起きた風でもない、何かが起こる前触れもない。聴こえるはわずかな風の音、そして近くで繰り返される穏やかな寝息。

 霊気で覆った寝ぐら用の結界内はほぼ、無風である。何か危険が近づいていればすぐわかる。おのれの荒い呼気のみが、さきほど見た夢の存在と「そのせいで」目覚めてしまった事実を報せる。

「………何故、」

 何故、今になってあの夢を見たのであろうか。幼き日の非業、二度と繰り返さぬと誓ったあの悪夢を。


ぃん、……


 鼓膜の裏に高く不吉なる残響が在った。これはかの記憶には無い。

 ……一体、何の音であっただろうか。

(考えても詮無きことか)

 すぐ傍らの寝息が、夜半の空気越しに伝わるほの暖かな気配が。夢のことなど忘れろと囁きかけてくる。今のお前は平穏のさなかにあるのだ、傍受せよと。それが今のおのれの役割だと。

 そうでなくては、心配させると。

「―――」

 脳裏の声と眠気に従い、頤を伏せ寝に入ることにした。



● 〇 ●


 天に還って幾つかの月を越えただろうか。我々が今居る場所は天の中層、かの草地の近辺。あの誓いの嘶きよりしばし後、我輩らが始めたのは準備である。――すなわち、新たな群れをつくる準備を。

 一言に群れをつくると言っても、当然ながらその道程は容易なものではない。最重要である拠点はほぼ決まっているとはいえ、構成する一族として確定しているは我々たった二頭。長とそのつがいを礎として横に縦に連なってゆくのが我が一族の群れが基本なのだが、我輩もつがいであるワカバも、天においての横の繋がりを持っていないことが最大の懸念点である。

 数か月前の一時的な帰郷を除き我輩は四十年ほど天に還っていなかったし、ワカバに至ってはついこの間、生まれて初めて脚を踏み入れたばかりだ。人界の言葉を借りるのなら「初の進出分野において組織を作るにまず必要な人脈」がほぼ無い状態なのである。

(主天使どのは「一族による歓迎があるだろう」と言っていたが、現状において他の群れから訪れがあることはない。嘶きに感応はあっても、群れの主らは忙しく、また今の情勢からして拠点から離れはしない。そう、我輩が訪れない限り)

 人界において「人脈」と称される繋がりは主に同族、人型種のみであるが、天においては同族同種に限らない。群れの一員となるべき者は無論、情報を共有し時に教えを乞うための(若い長には特に必要である)他群れとの繋がり、そして天地あまつちの変動に対応出来るよう、周囲の他精霊族の協力も不可欠なのだ。それは実に、多岐多様な種に展開される。群れをつくるというのは、決して同族二頭だけでは出来ないことなのである。しかし天における横の繋がりをほぼ持たない我らにとって、群れを新たに作るとなると相応の時間は勿論、多大なる労力が必要とされる。それこそ、如何な佳き脚を持とうとひとけりでは決して到達出来ぬ、遠き道のり。

(しかし、近道は出来ない。――かのようなもの、あろうはずもない。騎者を得た我々とて、例外ではない)

 群れとは元来、仔を孕んだ母親や幼き仔らを協力して護るためのものである。ここ天においては、霊力が生まれついて弱い我々「イヴァ」が少しでも多く長く生きるための大切な繋がり。

 では騎者を得たことで高位の霊力をも得た我輩が、その理に順ずる必要があるのか。答えは「そのとおり」。

(一個の心身を賭すなど前提、それでも足りぬのが通識。だからこその『群れ』)

 生まれて五百年にも満たぬ獣が後足で引っ掛けただけの結界など、意味が無い。群れの長は、考え得る限りの確固たる万全万端な「縄張り」を持たなければ。それを維持し支えてくれる同胞を、信を預けるに足る仲間を得て、彼らがまたこちらに信を預け得るだけの雄で居続けなければならない。我輩が考えるにそれらは、途方も無く長く険しい道のりだ。果てなど、あろうはずがない。

(だからこそ、駆け甲斐があろうというもの)

 「群れ」はそれだけの意義がある。個が幾重にも助け合うからこそ、いとしき者を護り育てられるのだ。人界の「群れ」である「村」や「町」、「都市」や「国」もそうなのであろう?……と以前騎者どのに云ったら、彼は苦笑しつつも頷いてくれた。

『そうだな。まあ……原点はそうであって欲しいと、俺は思ってるけどな。実際は色々あんのよ。ただ、本質はそうであってほしいわな』

 色々と、人の界は複雑らしい。

 ともかく、我々が今現在やるべきは拠点から始まる周囲の探索、関わるであろう種族への挨拶、そして他の群れへの訪れである。いずれも言うは易し、行うは難しとまではいかぬが道のりは長し。

 過去、我輩が親しくなれた天の獣らは、いずれも運よく個別に知り合えた者たちであった。例え属性が離れていても、心が近しいと感じたのなら崖無き交流が生まれる。逆を言うなれば、心を開かぬ相手に対しては警戒を解かぬし決して協力しない。霊視の出来る天の獣同士、互いに嘘は通用しない。

 獣が、初対面の獣の警戒を解くには。それは先ず、自身が裏表の無い親しみを向ける必要がある。霊力を込めた思念による意思交換ではなく、肉声による会話などあまり実の無いやり取りも時には有効だ。

 わがつがいの言葉を借りるのなら、『楽しくお喋りする』とも言う。


● 〇 ●



「リョク、リョク! 今日ね、初めて霊鳥さんが来てくれた!」

「左様か」

「さっきお話をしていたの」


 密に茂ってはいるが、過去の惨事と昇華により生き物の気配が皆無であった草地。云わば天の獣が「墓場」であったそこが変わりつつあるのは、我輩らが新たに霊痕を刻み始めたゆえである。新たな霊圧にいち早く感応し、先ず至極小さな者らが還ってきた。

「きっと、リョクの霊力に反応して来てくれたんだよね?」

いや、恐らくそうではない。かの小鳥は我輩とは未だ逢ってはいないゆえ」

「え、じゃあ……、」

「かの小鳥が感応したのは、ワカバの霊力にだ」

「本当!? うわあ、嬉しいなあ……!」

 我輩が特段気を配らずとも、わがつがいであるワカバは馴染みのない天という場所において親しみを自ら生み出しているようだった。これは彼女の生来の気質もあるだろう。

 陽光にうつくしく映える新緑の鬣。煌めく同色の瞳と声とが、楽しげな笑みを載せている。

(佳きことだ)

「若くて小さな子だったんだけど、下層にも行ったことがあるって。だから人界のことも全部わかってるって。ふふ、なんだか自信満々だった」

「ほう」

「あの小さいけど鼻高々~な感じ、かわいかったし覚えがあったなあ。人界の自然区域の小さな動物とお友達だったけど、小さい子ほど実は気が強かったりするんだよねえ。そうじゃない?」

「ふむ。考えたことも無かったな。人界では人型種との交流が主で、鳥獣ら個々の詳細な態度までは存外だったゆえ。頼みや詫びに赴いたことはあるが、皆言葉少なだった。小さき者は、我輩には殊更寄り付かぬ風情であったし」

「リョクの場合はちょっと人界だと霊力強すぎて、圧倒されちゃってたかもねえ。ほら、小さい子って大きい子より強く感じちゃうから」

「成程……」

 過去、体格差や霊圧をものともせず攻撃の意志を見せ威嚇してきたのはかの猫の霊獣だけであったな、と懐かしく思い起こす。かの者は息災であろうか。

「あ、でもきっとこれから仲良くなれるんじゃない? 群れをつくるまでは大変だけど、落ち着いたら挨拶できるだろうし楽しくお喋りできると思う」

「そう願いたいな。四元精にはほどほどだが、小さき獣らにはまだ怖がられているゆえ」

「大丈夫だよ。リョクが優しいひとだってことは、わたしよく識ってるもん! 皆だって、すぐわかってくれるよ」

「……左様そうか」

 新緑の麗しき瞳が優しくみらいを見つめる。小さな蹄が柔らかな草地を窪ませ、前に進む。一足ごとに彼女らしい風の道が、開かれてゆく。


「ふふ」

「嬉しげだな」

「うん! あのね、わたしずっと見たいと思ってるのがあって」

「? 何をだ」

「あのね、リョクの――、あっあの子、また来てくれた!」

 話を中断し見上げた先、灰褐色の小さな点が下降してくる。

「わたしの角、気に入ってくれたのかなあ。止まり木にしては小さいと思うんだけど」

「ふむ」

 ピチチ(やあ、かわいこちゃん)、と媚びた、否、優し気な声をあげつつ近寄ってきた一羽の小鳥。

「《おいで!》」

 ワカバは歓迎の思念と共にかのものに角を差し出した。白樺の如く清らかで可憐なその梢に降り立つ一羽は、至極小さき翼の一族だ。未だ人型に変化すること識らぬ若鳥。しかしながらどうして、彼女の角に留まった瞬間より輝いて見えるのだろう。

「さっきまでどこに行っていたの? へえ、下層の自然区域の近くに。沢山飛んできたんだね」

 ……「屋烏の愛」という諺が、人界には存在する。

 意味合いとしては、かの存在が住まう家屋に留まった鳥でさえいとおしく感じるほどの想い。全く関わりの無い存在でさえも、情愛で囲えばたちまちその者を形作るいとおしい一要素になってしまうこと。要は、思慕の念は全てを溶かす(恋は盲目)、というわけである。

 思い起こせば幼き頃、我が養父どのは養母どのをふと見つめてはこんなことを零していた。

『我が伴侶が角に留まる鳥よ。かの見事さといったら他にないな。察するにあれはいずれ天空を支配する鳳凰が一族……気配を失していようと我が眼は誤魔化されない。我輩にはわかる』

 当時の我輩は、養父どのが零した言の葉の意味を己なりに理解しようと努めた。努めてはみたが、どうも理解出来ずに終わった。若僧が眼には、養母どのの角に留まっている鳥がどうしても只の鳥にしか見えなかったゆえである。いや、間違いなく只の鳥だっただろう、あれは。

 しかし。今現在の我輩は、ほんの一部、ほんの一部分のみ、当時の養父どのがなぜかのような戯言たわごと、否、戯れを口にしていたのか、その心地を理解できる。……気がしなくもない。

(白樺の梢に留まる灰褐色の綿帽子……うつくしき光景だ)

 それこそ只の鳥に対し、そんな感想が脳裏に浮かんだことに己自身静かに驚愕する。表には毛ほども出さぬが。

「え、自分がいなくて寂しかっただろうって? ふふっそうだねえ、さびしかったよー」

 ……我が一族にとって、風と光の霊気は生命の源だ。自然、それに属するものは魂が近く、共に居て心身が楽となる、ゆえに、ワカバもかの者が無礼、否、気安さに満ちた思念を是としているのだろう。

 チチチ(だろう?)と鳴いてのち、わがつがいの角に留まった小鳥は悠々と羽繕いを始めた。

「ふふ、なんかもうこの子、わたしの角に巣を作っちゃいそうな勢いだね!」

「……」

 もしそうなったら生活に支障が出るのはワカバの方である。冗談とはいえ、誇り高き麒麟の角に棲むなど現実的ではない。同意するのだけはやめておいた。

 しかしわがつがいの楽しそうな表情を壊すのは本意ではないし、無害な空想をわざわざ踏み倒すのも成獣おとなげない。ゆえに強く否定はしない。

「そうなったら面白いよねえきっと!」

「……」

 これも角を傾げるだけにしておいた。決して悔しかったゆえではない。



 心地の良い風が耳元を駆け抜けてゆく。誘われるがままに駆けてゆきたいのは山々だが、本日はやめておくことにした。

「―――今度は家族と一緒に来てくれると嬉しいな。うん、それじゃあね」

 小鳥との会話が終わったらしきワカバが、白樺の梢より飛び立つ小さき友を見送る。灰褐色の軌跡は点となり、すぐさま見えなくなった。

「リョク、お待たせ~」

「特段待ってはいない。もう良いのか?」

「うん! よいしょっと」

 盛り上がった丘の上空、風の霊気を纏わせ周囲を見渡していた我輩の近くに、新緑の麗しい雌が近寄ってくる。ふわり、と細い四肢に纏う、跳躍の霊気。天に来てのち、彼女が我輩の見様見真似ですぐに覚えたのがこの霊力だった。

 ……地味な事実なれど、これ・・こそが我々二頭が天において「群れ」を作りえる個体である証だ。即ち、騎者を見つけていない通常の「イヴァ」には行使できない高い霊力。

「やっぱり、わたしの霊力で近寄ってくれる子がいるのは嬉しい。しかもあの子、同族にも広めてくれるって。この場所を知らない子達にも教えてくるって言ってくれた」

「左様か。有難いことだな。……」

「どうしたの?」

「うむ……」

 たまに、詮無きことを考える。


(今の我輩は、以前より脚は勿論霊力も格段に強くなり行使の域も増えた。しかし一方で、かつて仲良くやれていた獣らとは縁遠き存在になってしまったのではないか)


 蘇る、かつて知り合った異種の友ら。銀の毛皮持つ狼、虹色に光る鱗の蛇、高貴なる鳳、そして数少ない同族。その誰もが、当時の我輩にとって大事な存在であった。今も、そうである。

 だが、天に還った今、彼らの息災を願うと同時に複雑な思いも過ぎる。

「……逢いたく、ないの?」

「……情けないことだが」

 要は、情けないことに臆病風に吹かれているのだ。かつて屈託なく親交を育めていた者らが、今でも果たしてそうであるのかと。以前とあまりに変貌してしまった我輩を見る目が変わってしまうのではないかと。

 なぜなら。


(なぜなら、我輩は怖がられるようになってしまったから。霊力の低い頃だったからこそ、相手は親しみを以て接してくれていた。だが、今は違う。今は誰もが、我輩を警戒し、怖がり、そして敬遠する)


 人型種ならば、まだ良い。彼らは霊視よりも肉眼や肉声での対話を重視するので、こちらの霊圧の影響を受けることも少ない。だが、獣相手となると話が違ってくる。「縄張り」という通識のある獣は、霊視感覚を先ず優先する。霊力の高い相手は、それだけで警戒と畏怖の対象になってしまうのだ。感応力が強い者ほど、高位霊獣は近寄るだけで威圧されているかのような心地になる、とのこと。

(それが天のことわりとはいえ、個獣的には寂しい)

「騎者を持たぬ時分、それらはあまり気にせず過ごせていた。力弱き頃は、弱きなりに利点があった。しかし今は、それらの利点が遠のいている。傲慢ととられるが、これは事実かと」

 実際、あの小鳥もワカバには気安く接していたが、縄張りの主である我輩には視線を一瞥もくれず、そして極力意識しないようにしていた。霊力を抑えているとはいえ、まともに接すると本能的に委縮してしまうからだ。そしてそれが天の理。お互い、平穏に過ごすための意識的遮断の術。

(初対面の獣相手には、特段気にすることでもない。しかし、旧知の間柄の者にそうされるのは、正直堪える)

「ふーむ。なるほど」

 ワカバは新緑の瞳を瞬かせ、考え込むように角を傾げた。そして一言。

「確かにリョク、今からそんなことを考えているのは傲慢だね」

「う、」

 最近解って来たことであるが、わがつがいは心優しき雌なれど時になかなかに厳しく、物を言うことがある。その後に続く言の葉が、得心がゆくものなのであるが。

「うん。リョクらしくないよ、試してみる前から怖がるなんて。……わたしは天界の常識知らずだから、軽く言えるのかもしれないけど。でもねリョク、昔話してくれた子達って、リョクがどうして一頭ひとりだけで居るの?とか詮索しないで、あくまで一対一で仲良くしてくれてたんだよね?」

「うむ」

「なら大丈夫だよ!」

 得心がゆく。どうしてワカバが、人界という霊気少ない場所において健やかに過ごせたのか。

「大丈夫だよ。さっきも言ったでしょう? わたしはリョクが優しいのよくわかってるって。それはね、リョクが最初逢った時、その、とっても優しく優しくしてくれたから、だよ?」

 声に少し載せられる、恥じらい。

「伝わるんだよ、優しさって。それと、中身ひととなりもね。だから、リョクが変わってないってことが伝われば、霊力の差なんて関係ないと思う」

「左様であろうか」

「うん。こっち側がそんなこと考えてちゃ、逢ってからも相手を実際に委縮させちゃう。勿論、相手の気持ちあってこそだけど、大事なのは、変わらず仲良くしたいって気持ちだよ」

(それは……云うように易いことか)

 我輩のつまらぬ不安を吹き飛ばすように、ワカバの声に笑みが宿った。


「昔も今も好きだって気持ちは、無敵なんだよ!」


 朝陽に包まれ微笑む彼女は、霊気だけではない不可思議なものを発しているかのようだ。居るだけで、こちらを暖めてくれる。言の葉では表せない想いが、胸中を満たした。

 ……彼女の云う理想事に対し理屈を捏ねて否定するのは容易だが、つがいへの思慕の念の前では塵に等しいのだと思い知る。

「ワカバ、」

「あ、あれ見たことない植物じゃない? リョクちょっとごめんね!」

 呼びかけたものは、また彼女の興味が移ったことで中断された。行き場無く中空に佇む我輩を尻目に、ワカバはまた元気よく駆けてゆく。


 確かに、相手と心を繋ぎたいという願いの前では、霊力差など意味がない。

 一生に一度の恋を前に、我輩は日々痛感している。



お互いに無意識ですが、リョクはワカバと居ることで物凄く個人的な不安や弱音を素直に吐き出せるようになり、ワカバはリョクと居ることで口癖が移ってきています。「ふーむ」とか「なるほど」とか

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