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我輩は騎獣である  作者: KEITA
第十章
112/127



 秋の風は色無き風。

 しかし、その日の風は確かに色づいていた。

 そしてその色を認めたものは、世界でも限られていた。




 冷え込んできた時分、冬の手前。寒さに弱い生き物は少しでも効率よく暖を取るのが要である。

 都会の片隅、入り組んだ市街地の一角。とある家の屋根の上、年中陽が当たる箇所を陣取って、一匹の猫が丸くなっていた。暖かだが吹きさらしなそこは、秋終盤における猫としては似つかわしくない場所といっていい。しかし寒くなっても屋内に入らないのは、彼女自身のこだわりである。

 ふと、閉じていた双眸が開いた。前足から頭部を離し、ぴんと立った耳の凛々しい横顔で周囲を見やる。張り詰めた絹糸のような髭、晩秋の太陽に照らされたそれが美しく光った。

 光を受け細く収縮していた瞳孔は、昼間だというのに黒く大きく開いていく。

 彼女は瞬時に四つ足で立ち上がった。しかし、そのまま動かない。警戒をしているわけでも、恐怖に竦んだわけでもない。逡巡とは別のものが、普段は即行動派の彼女をその場に留まらせていた。異変を感じ取ったわけだが、屋内に居る彼女の大切な存在に報せるほどのものではない。害悪なものではないし、報せたとしても彼に「あれ」は視認出来ないだろう。自分がわずかに聴くことが出来るものも、彼に聴こえることは無い。

 今この場で「視る」「聴く」ことが出来る者は、いずれも自立し遠く離れた場所にいる。彼女の血を分けた子供たち。

 そして。


「………あのコが見たら、きっと喜ぶね」


 猫の声帯から洩れた「ひと」の言葉は、今は亡き存在を思って掠れていた。




「アリアおばあちゃん、こっちこっち!」


 孫に手を引かれて外に出る。

「なあに、どうしたの。……ちょっと、待って、」

 大袈裟でなく、孫は力が強い。幼いので加減も知らず、踏ん張らないと引っ張られるというより引きずられてしまうのが恐ろしいところだ。まだ生まれてから一年程度なのに。この子を、人間の一歳と同じにしてはいけない。

 そういう意味で、まだ自分が若くて良かった。

「おそらがすごいんだよ! みて!!」

「お空?」

 若いとは言っても勿論、一般的な孫持つ人間と比べて、の話ではある。結婚し子を産んだのが割合早かったし、子供も同様に家庭を持つのが早かった。おばあちゃんと呼ばれるのに少々複雑な気持ちがあり、しかしようやく慣れてきた頃合い。そんな自分を待ってはくれない孫の成長の早さ。

 その手を握れば、この子がごく普通の小さな子だということがわかるのだが。

「ほら!」

 ぷにぷにと柔らかな孫娘の手。もう片方のそれが、空を指し示す。

「……!」

「それとね、なんかふしぎなこえがきこえるの! とおくでね、だれかがいってる! ありがとうって!!」

 見張った視界いっぱいに広がったそれ、何よりそれを指さし嬉し気に瞳を輝かす孫が、とても眩しくて。

「アリアおばあちゃん、どうしたの。どうしてないてるの」

「だいじょうぶ、大丈夫よアリシア」

 自然と滲み、熱くなった眦を押さえて、小さな手を繋ぎ直した。さっきとは打って変わって心配げにこちらを見つめてくる孫。その両頬の近くにはふさふさとした動物の耳が生えている。祖父方の血を色濃く受け継いだ毛皮は両手の甲にもあり、しかし爪は尖ってはいない。ぷにぷにの肉球が、そっと歳若い祖母の頬に伸ばされた。

「おじいちゃん、よんでくる?」

「大丈夫よ。ちょっと思い出しただけ」

「なにを?」

 獣人の孫を軽く抱きしめ、人間の女は微笑んだ。


「小さな頃の、大切な思い出よ」



「なあ、凄いのが見れるぞ」


 夫が手招きするので、本を読むのをやめて老眼鏡を外し、縁側へと向かった。

「なに、なんなの、まったく」

「いいから来てみろって! 凄いから」

 すごいすごいと語彙無く繰り返す長年の連れ合いの顔は、少年とまではいかないが、青年みたいに輝いている。狩人との闘いに疲れ果てた老年の熊みたいなおじいさんを形容するに、少々大袈裟か。自分も大概おばあさんなので、あまり動きたくない。普通の人間よりは丈夫だとの自覚があるが、もうさすがにあちこちガタがきている年代なのだ。

「はやく、はやく」

「急かさないでよ」

 引退したとはいえ、長年の農作業で患った関節痛は厄介である。腕の良い医療者や特殊能力者でも、治療出来ない傷というものはあるのだ。それが老化による摩耗。

 しかし、同じように老いているはずの夫はいつになくしゃんとした様子で庭先に立ち、声にも張りがある。顔色も良い。娘夫婦が孫を伴って訪れた直後、それよりも。だから青年みたいなんていう形容が出て来てしまった。

 そして。

「ほら!」

「……!」

 彼の言うように空を見上げたら、自分もまるでそこらの落ち着かない小娘のような声が出てしまった。

「すごいっ」

 そのまま無言で立ち尽くした。晴れた秋の空の下、言葉は要らなかった。静かな気持ちじゃなく、わーわーと叫びたいようなものが胸にこみ上げたのに、出来ない。そうするにはやはりこの肉体は若くなかったし、何より声に出したらすべてが陳腐になるような気がして。

「……」

「……」

 そんなことを思う自分が滑稽で、でも嬉しかった。今更、こんな気持ちになれるなんて。ときめきと、興奮と、そしてうれしさ。こんな時間がこの歳で持てるなんて。それこそ若い頃みたく。

「――嵐ちゃん、おれ、泣きそうだよ」

「泣くんじゃないわよ」

「そっちは泣いてる? お、泣いてる」

「泣いてないわよ、バカ青風」

 背が丸まってなお立派な体格の名残残す男は、小柄な女に肩を小突かれ、甘えた風に笑う。その呼び方も頼りなさそうな笑顔も久しぶりだ。まるで、結婚したばかりの頃みたく。

「……青嵐も見てるだろうか」

「……きっとね」


 人間と妖精の末裔、そんな夫婦はそっと微笑み合い、寄り添った。





 ある者は、一人きりで。

 ある者は、同じく見える者と共に。

 ある者達は、大切な思い出を分かち合いながら。



 その日の空を、見上げた。





 風が勢いを増す。


 収穫の時期を終えた田畑、その黄土を労わるように撫で、霜を攫うように通り抜け、そしていずこへと消えていく見えない大気の流れ。色を変えた木の葉は、軽く吹かれるのみで地に舞い落ちていく。

 黄落の一枚が、我が鬣に張り付き、すぐにいずこへと去っていった。

「リョク、ちょっとやりすぎじゃねえの?」

「やり過ぎくらいが丁度よい」

「まじか」

 鬣を、蹄毛を、体毛すべてを。なぞるように撫でるように、正面よりの風が四方八方へと流れ出ていく。視えるものが視たのなら、その力の行き先がすぐに解るであろう。騎者どのは霊力が視えない只人であるが、絆のある騎獣の力程度なら感じ取れるゆえ、それとなく察してくれたようだ。

「ははっ……でも、そういうの嫌いじゃねえぜ」

「であろう?」

「だな。――派手な別れほど、寂しくならないってもんよ!!」

 短い黒髪に風を受け、我が騎者ともは愉し気に笑った。


 弱くも強く、涼やかながら暖かく。

 受けるものをすべて、我が色に。


 ……西北の地、小高い丘の上。見晴らしの良いその場所にて、我輩と騎者どのは佇んでいた。

 今日こんにちは人界で過ごす最後の日である。別れの会合は前日以前に一通り済ませてある。当日にも見送らんとしてくれた者達の願いを、我輩らは敢えて断った。

(界が違う者同士の別離は、そのようなものではない)

 どうか、皆それぞれにそれぞれの場所で、それぞれの生活を送って欲しいと。それこそ、意味があるのだからと。

 幾度と無く使用したこの場なら、そして風の霊気集うこの地ならば、我が目的も達せられるはず。そしてこれこそが、我が一族の、そして我輩個獣として世話になった皆への至上の挨拶。


だんっ!と後足で地を打ち鳴らす。

 両耳の後ろの角が、根元より熱を持って燐光するのがわかった。


 力を強める。遠くまで、届かせるように。視えるものたちが、視えるように。

嘶く。聴くことの出来るものが、聴こえる限り。


―――この界におけるいとしきものたちよ! 幸多かれ!!


 緑の光が、巨きな柱となって天空に衝き立った。





 秋の風は色無き風。

 しかし、その日の風は確かに色づいていた。


「素晴らしいじゃないか」

 黒を纏った娘は口笛を吹く。その吐息を包む風すら、暖かい。

「盛大なる別れの挨拶といったところかな?」



 東方の土地では、壮年の女性二人がまるで若い娘のようにはしゃいでいた。

「いやーもうほんとう嬉しいわー」

「霊法師でもないのにあれが視えるっての、優越感ー!」

「これを機にまた新商品売り出そうかしら。麗しのリョク様ごひいきの金鍔の次は、リョク様をかたどった砂糖細工!」

「ちょっと何勝手に決めてんのよ! そういうのはウチの店が最初にやり始めたんだから!!」

 賑やかな市街を、甘い匂いの立ち込める店先を、優しい風が吹きぬけていく。



 刈り終わったばかりの田、黒に藁の薄色がまばらに散らばる土の上。

「じいちゃん、ばあちゃん、何見てんの?」

「ん? ……ああ、そうか、お前は見えないのか」

「あの時、まだ生まれてなかったものねえ」

「?」

 湿り気残すそこを、連なった家々を。冬前の冷たい空気を、包み込むように。



「テス、テス!! あれ!!」

「うん、わかってるわよイーラ」

「あの色、あの緑って、もしかしないでも……!!」

「うん」

「………あ、ごめん、そうだ、今日はあれなのに、はしゃぎ過ぎたね……」

「気にしないで」

 寂しげなものを内包しつつも、それは前を向く。


「今日は、リョクさんとワカバがふるさとに『かえる』日だから。きっと、お別れの挨拶をしてくれてるんだ」



 遠く離れた森の一軒家、手製のパイプから灰を落としてのち、ずんぐりとした体格の妖精は窓を開けてそれを見つめた。外からの風に、甘い煙が流されていく。

 肌寒くはなかった。むしろ暖かいそれが、もじゃもじゃの髪と彼手製の道具の数々を優しく撫でる。慈しむように。

「……あんがとナ」

 丸っこい鼻が、ぐす、と啜られた。



「青嵐、もう大丈夫か」

「……う、ん、だいじょ、ぶ」

 見た目は歳の離れた、その実は同い年の異種の夫婦は、広々とした屋敷の庭でそれを共に見た。能力者ゆえに感応力も強い妻は、込められたものすべてを感じ取ってしまい、泣き崩れるように夫の胸に縋って動かない。普段は気丈で凛々しい彼女が。

 少女のようにわあわあと泣いた妻が、やっと落ち着いてから。黒々と艶やかな髪を撫でてやりながら、人間の男は優しく言った。

「果報者だな」

「……うん」

「青嵐もだけど、リョクさん達も。異界で、こんだけ別れを惜しんでくれる友達が出来たんだから」

「……うん!」

 泣き笑いの顔で頷き、妖精の女は大切な存在をぎゅっと抱きしめながら、もう一度空を見上げた。片方の手で藁結びを作り、ふっと息を吹きかけて飛ばす。

 色づいた風と共に、それはそっと飛び立った。





 ある場所では、一人の男が冷たく重い土を丁寧に掘り起こし、均していた。ふと手を止めて、空を見上げて。

「――――さようなら。またお逢いできる日を、楽しみにしております」

 優しく暖かく、寂しげながら期待を込めた笑顔で、それを見送る。複雑細緻な金髪は彼が発したものでない風に優しく煽られ、舞い上がる木の葉と共に視線の先にたなびく。

 風が届けるは土の匂いと、花の予感。


来年の春に向けて。


 緑の風と共に通り過ぎていったものを目で追ってから、蒼色の髪持つ男も微笑んだ。

「またな、ワカバ―――、『リョク』」

 幼馴染を「この界の」呼び名で呼び、蒼色はまた翻った。





 地を蹴った。


 見る間に地上が離れていく。背後の気配も小さくなっていく。音は置き去られ、景色は軌跡のみとなり、道なき道が残される。我が脚は、ひとけりで千里を征くもの也。


 ほぼ同時に、離れた場所よりまた地を蹴った者があった。甘く芳しい気配の同族。優しく淡い色の、彼女らしい風を纏いながら。


 淡い緑は深い緑の後を追うように、遅れて共に駆け上がるように空へ向かう。二つの緑は絡まり合いながら、寄り添うように、こきょうへの道を開いた。


 つがいと共に駆ける合間、小さな藁結びが視界の端に移る。ちっぽけなそれは、鬣と戯れるように躍りそして落ちていった。そしてこの地の土の香り。この世界に棲まう能力者たちの、小さな祝福。


 我がつがいにもそれが伝わったのか、微笑む気配がした。ありがとう、と。


 緑の柱は濃く淡く色を滲ませながら、やがて消えていく。色と音、それ以外の力は何も発していないただの光だ。この界に長く影響も残さず、やがて跡形も無くなっていくことだろう。


 我らがこの地に降り立ち、生きた証はそれでいい。あとは関わった者らの心に伝われば、それだけで。



―――その日、人界で起きた大きな霊力変動。霊法師と呼ばれる能力者の他、力ある精霊族のみが認めることの出来た空の光柱。

 西北の国アルカリーで起きた「聖なる風の祝福」と似たそれは、しかしながら形のある奇跡は起こさなかった。ただ、霊法師でない人間らの何人かも視認出来たという、それだけで。


 なぜ只人である彼らが霊力という不思議を「視る」ことが出来たのか。どうしてあの光は現れたのか。

 それを識るものは、決して少なくない。しかし、彼らは暗黙の了解のように多くを語らなかった。

 「視る」ことの出来た只人の一人、アルカリー国元軍帥は、やはり微笑みながらこう言った。


「説明したところでこの心情を共有できない輩には意味が無いからね。いい歳の大人が、初恋の思い出を軽々しく他人に話す? それとも、今朝見たばかりの夢の話で長く盛り上がれるかい? それは、夢見る子供の特権だよ。こういった他愛無いことはごく普通の人間にとって優先順位の低いもの、したがって話す必要は無いな」


 あれは優しい夢、暖かなだけの思い出の光であったのだと。

 そして現実主義の彼は、しかしながらその優しい夢や暖かな思い出が不要であったとも、決して言わないのであった。


● ● ●


 緑の風が去った丘の上、一人の人間が佇んでいた。強く吹き上げていた大気は収まり、そよぐのみとなっている。いつもの人界の、いつもの穏やかな風。

「………あー。行っちまった」

 ぽつりとつぶやき、人間は足元のわずかな草を踏みしめるように踵を返した。丘を降り、公共の交通機関を乗り継ぎ、自宅へと帰るためだ。関節と尻が痛くなる長距離列車は好きではないが、しょうがない。

 ごく普通の人間の、ごく普通の生活。

「………あー。メンド」

 今日から、自分はそういった世界で生きていく。トンデモな生き物の背に飛び乗ってひといきで数百キロの距離を越えたり、トンデモなイケメンの天然発言に振り回されたりする日々は終わった。

「………」

 トンデモなそいつの不可思議な能力に度肝を抜かれたり、そのくせ体術の覚えがトンデモなく悪いそいつに手を焼いたり、気を抜くとトンデモな人数の女を鈴なりに群がらせてるトンデモたらしなそいつと他人のフリをしたり。デカい図体してトンデモ甘党なそいつの要求を軽くいなしたり。時々そいつの作るトンデモなく甘ったるい菓子を一緒に食べてやったり。

「………。あーあ」

 今日からは、そういう面倒な日常が無くなるのだ。


 ごそ、と秋物上着のポケットを探る。目当てのものは無く、つい舌打ちがこぼれる。あいつのせいで、ここぞという時に煙草を忘れる・・・クセがついてしまった。

「………あー。副流煙垂れ流して涙目にしてやる暇も無かったか」

 苦笑し、青年は歩き出す。人間の生活へと向かって。


● ● ●


―――なあ、リョク。

お前は「離れていても、我輩は騎獣だ。呼ぶ音が届く限りいつでも駆け付ける」とか言ってたけど、それはもういいよ。これからは、お前の同族と、お前自身のためにその脚を使ってくれ。もう俺は、充分過ぎるくらいに世話になったから。

これからは、お前自身の幸せに向けての闘いだ。

ただの人間、異種族の俺が、どうこうできるもんじゃないって、もうわかってるから。

頑張れよ。


――それとな、リョク。

俺だってな、騎者なんだよ。家の名前がそうだろってだけじゃなくて、俺は俺自身の意思で、そう在りたいと思ってる。


―――だからさ、おい、わかってんのか、相棒。

だから、もしお前がお前ひとりの力でどうにもならないことが起きた時。俺の助けが欲しいと思ったのなら。

いつでも呼べよ。


俺は、お前の騎者ダチなんだから。












『――――キシャドノ~~~~~! おひさ!帰ってきましたハヤテくんだよ~!!』

「はあああああああ!?!? ここでお前?!空気読めよてかなんで居るんだよ!何話目ぶりだよ!読者さまの大半忘れてるぞっていうか俺も今まで忘れてた!!!」

『会いたかった~? ん~オレはべつに会いたくなかったな~。でもしゃ~ないから戻ってきてやったって感じ~~。ん~?何頭抱えてんの?』

「空気の癖に空気読まない奴が解読不能な台詞垂れてやがるがなんと返したらいいのか熟考中なんだから黙ってろ」

『ふ~~ん。頭ワルイ人間のために~軽く解説すると~、オレ、今までちょいっと世界中まわって世界中の風掌握してきたんだ~も~ハヤテさまってば天才! そ~ゆ~ことで、ゴシュジンサマにいい加減帰って来いって怒られたんで、しゃ~ないから「構ってやらないと不貞腐れるので世話の焼ける」キシャドノのお守り、じゃなかった、護衛してやるよ~風が届く範囲なら無敵の護衛だぜ~? 感謝感激しろや~?』

「―――よっしわかった、あの騎獣あとでボコる」




【人界編・完】


リョク達の人界でのどたばたはひとまずこれで〆です。

次章から舞台が天界に戻ります。

例にもよって不定期更新ですので、あまり期待なさらず(←)お待ちいただければ幸いです。

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