初日朝の部その④
今話は大人数集まった時のごちゃごちゃ感を表現するため、あえて脚本調and飛び飛びの会話にしています!
読みやすい読みにくい等あれば感想欄にでもどうぞ!
新河「はああああああ????おまっ!!!アメニティ揃ってるとかマジで聞いてねーんだけど!!!全部持ってきたわ!!!」
古森「うけるー」
新河「うけるーじゃねーんだよ古森ぃ」
古森「古森じゃなくて古森!!いい加減にしないとあんたも新河って呼ぶぞ!!」
竹川「かいちょーー!!!!!今日も元気ですかかいちょーーー!!!!最近顔出してくれなくて本当に悲しいんです」
古村「いやのどかちゃん、腕に巻きついててめっちゃ動き辛いんだけど……」
梅野「おはよー」
遠坂「梅野時間ギリギリだぞ?」
梅野「まあ許して許して……まだきてない奴らもいるみたいだし」
新河「あ、梅野しおり見たか?」
梅野「しおり?何それ?」
近藤「昨日のどかちゃんから送ったじゃん」
新倉「LINEできてたぞ」
梅野「うわまじか。朝早いから俺死ぬほど変な時間に寝たんだよな。知らねえ知らねえ。アメニティとかなんも持ってきてないけど大丈夫?」
古森「シャンプーリンス歯磨き浴衣、なんでも揃ってるよー?」
新河「全部持ってきたんだよなあ」
新倉「マジか笑笑」
近藤「ってか、新倉くん荷物少なくない?」
竹川「会長!!!車は2つずつ分けるらしいですよ!!!一緒に乗りましょう!!!隣に乗りましょう!!!」
新倉「そうか?こんなもんだろ?」
古村「やー、みんな揃ってから決めなきゃ……」
新河「おい新倉、荷物軽くて楽だろ?だから代わりに俺の荷物持って」
新倉「断る」
梅野「いやこういうのってくじとかで決めるんじゃね?その方が盛り上がる……」
竹川「はー何それ??そんなのつまん……」
古村「確か遠坂が準備してくれてたんだよね?くじ引きの割り箸」
古森「つーかにーくら遊び道具持ってきてんの?」
竹川「クッソ遠坂余計な……まあいいでしょう!!!」
遠坂「ん?なんか言ったか?」
竹川「いえ何にもー?」
新倉「持ってきてるわけないだろ?海パンくらいだ」
梅野「うっわ海パン忘れた!!!!」
古森「馬鹿乙!!!!」
竹川「水泳部の恥さらし!!!!」
新河「あ、俺変え持って来てるからそれ履くか?」
梅野「マジで?サンキュー」
近藤「あー車きてるよー?」
新倉「単純な疑問なんだけどなんで2つ持って来てんだ?」
新河「なくしたら困ると思った」
古村「し、心配性だね……」
遠坂「くじ引いて!車来たからくじ引いて!」
梅野「ひくぜ!!!!」
竹川「会長と一緒会長と一緒かいちょ…………」
古森「ちょっと待って!!!!」
梅野「でりゃあああああああ」
新倉「まだ衛藤と武田が来てない……」
衛藤「 待 た せ た な 」
衛藤と武田は、まるで長いこと一緒にいてくたびれた後のような雰囲気で登場した。何か一悶着あった面だったが、上記のごちゃごちゃっぷりである。みんなそんなことに頓着せず、割り箸を引いたのだった。




