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異世界神話【R15】  作者: Ash
『始まりの詠唱師と地上を彷徨う神』

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6/8

始まりの詠唱師

 その世界には魔物がいました。

 ですが、神々は人間に魔法を与えませんでした。

 魔物は強いかもしれないが、魔法を使わないからです。魔物が火に包まれていたり、火を吐いたりはしても、それは魔法ではなく、そういう身体の仕組みなのです。

 人間でも魔物は討伐できるのだから、と神々は魔法を与えませんでした。


 大多数の人間は畑を耕し、自然の恵みを採取して暮らしていました。

 魔物を狩る者は生きるか死ぬかの戦いに身を投じていましたが、魔物の犠牲者は甚大でした。

 魔物を討伐できる人間が少なかろうと、神々は忖度しなかった結果です。


 ある時、一人の娘が神々に祈りを込めた歌を捧げました。

 命すら込めたその歌は神々の下に届き、人間は魔法を手に入れました。

 祈りに為に命を捧げた娘は、人間でいることを選んで死にました。

 神々の与えた魔法は、娘のように歌に命を込められる者だけが使用できました。

 歌を捧げた娘は始まりの詠唱師――聖女と呼ばれました。




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