～プロローグ～

今日も元気にF.E.Oってなわけで、只今ソロで行動しとります。ディジーさんは途中で脱落、ノーンさんと二人で突破した深き森の浅層。浅層を突破し、その先にあるセーフティポイントからシアルの街へ戻った。戻ったが故にその先は未知、故に気になる。やることがあるからまだ行かないと言った、だが気になる。…一度そう思ったら我慢が出来ない、だから俺は向かった。未知の領域である深き森の中層、セーフティポイントを抜けたその先。その道に何かしらの揺らぎがあった、…旅の扉のような雰囲気。

………イベントでもあるんか？ 黒い旅の扉っぽいから邪神関連？ 湖でその尖兵を撃破したからな。ここでも戦わなくてはならんのか？ …う～む、どうしたものか。悩んでいると、

キュオオオオオオオオン！！

旅の扉の渦か徐々に大きくなり、確かな吸引力を発揮。某掃除機を超えるその吸引力に、俺は為す術もなく吸い込まれる。強制イベントですか！？

………くそぅっ、もう少し準備をすれば良かったぜ。

旅の扉に吸い込まれた俺は意識を失う、そして目覚めた時には……………。

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『いつもFree Emblem On-lineをお楽しみ下さり、誠にありがとうございます。

只今、深き森中層入口に配置されておりますポイント、異世界転移ポイントへの入場が確認されました。

それに伴い、ティル様の…佐藤由樹様の身体を〈地球〉から異世界へ、異世界〈エーテリウス〉へと転移させます。

転移に合わせて身体の再構築、〈エーテリウス〉への適合化を開始。

暫くお待ち下さい。

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