表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
47/64

カメラを探して奪い取れ!

「あれ? 紫亜取らなくて良いの?」


「うん。写真より映像の方が良いから」


「どこにカメラがある!」


 顔を隠すのをやめて空き教室の隅々まで探す。


在処は俺も知らない。


「紫亜何処にあるんだ」


 もう探すのに疲れた瑠宇が降参して紫亜にカメラの在処を尋ねる。


「それを言ったらカメラを奪って逃走するでしょう? だめ」


「お願いです。教えてください!」


 ついに瑠宇が正座し始める始末だ。


「仕方ないな。奪わないでよ」


「はい」


 紫亜はため息をついて仕方ないと言わんばかりの表情をした。


するとリボンのとこを指差した。


よーく見ると超小型のカメラ付いていた。


道理で見つかんないわけだ。


「よっしゃ! これは頂いていく!」


 瑠宇の手が素早く動きカメラを奪い取り鞄を持って帰って行った。


「ウソツキ……」


 と同時に紫亜に黒いオーラが漂い始めた。


近くにいるだけで寒気がした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ