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冬のうた  作者: ひなた
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冬の次には

 手を伸ばせば届くほど 近くにあるけど触れられない

 花が咲いて動物たちは笑って 蝶の舞いに祝福され

 夢のような世界 何度も夢に見た幸せな世界

 冬の作り出すこの世界に 不満があるわけではない

 美しさと始まりの奇跡と 寒さこその温もりと

 様々な芸術とを兼ね備えた 素敵な世界だから

 でもその先で待っているはずの 春が少し羨ましい

 冬がいかに美しくとも だれも見てはくれない

 嫌われこそしても 好かれることは ごくわずか

 春の芸術を一度 見てみたいと思いまして……

 届かない願いなのかな 手を伸ばしちゃいけないのかな

 春は冬の次 冬を生きる僕は春へもあと少しで届く

 足りないのは 手を伸ばす勇気? それとも温もり?

 冬が好きな僕だけど 冬を生きる僕だけど

 ただ一度 春を実際に見てみたいというだけ

 梅の花ならよく見ている 色も形も本当にきれいだよ

 桃の花も見たことはある あの淡い色は忘れられない

 春になれば 様々な花が咲いて 野を飾るんだってね

 雪に覆われた姿しか見たことがないから

 花に覆われる姿なんて 想像もできないな

 どんな美しさで 迎えてくれるのだろうか わからない

 哀しみを含まない笑顔とは どんなものなのだろうか わからない

 まだ見ぬ春に胸を躍らせ 瞳を閉じる二月

 夢の中でも春の景色が見れる 春の風を感じられる

 暖かいとはとても言えない 冷たい北風の中

 雪の香りに 次も目を覚ますのだろう

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