(挿絵)キャラ補完
一応器用貧乏の一端として絵を描いてみました。
左から片桐雫(紫音の服っぽい?)、木下水月(服適当です…)、一ノ瀬綾香(なぜか学生服っぽいやつ)
イメージにそぐわないかも知れませぬが、作者のイケメン美女補正がかかっておりまする
「片桐君、なんか髪の毛赤っぽい?」
「なんか色付けたかったらしい。これじゃ生活すらままならないのにな」
「私もなんか青っぽいんだが」
「めっちゃ美人だけどね水月」
「それをいったら綾香だってそうだけど。私はなんでか不服な顔してるし」
「私だってなんだか適当な塗りされてるよ……」
「綾香は結構イメージ通りだけどな」
「どうせなら片桐君に書いてほしかったけどなぁ」
「私も雫君に書いてほしかったよ。雫君の絵はキレイだからね」
「んん……。それはいいけど……泣くよ?作者」
「いいのいいの」
「泣かせとけばいいんだよ」
「容赦ないな、二人とも」
「まぁねぇ?」
「うん、ね。」
「にしても片桐君は本当にイケメンだよね」
「イケメンかどうかは知らないが、一応人に見られて恥ずかしくないようにはしてるからな」
「ていうか君、照れとか羞恥心とかないの?いままで一度も雫君のそんな姿見たことないんだけど」
「顔に出にくいんじゃないですか?てか水月先輩ならわかるんじゃありません?」
「んん……じゃあ試してみようか。ちょっと綾香耳かして?」
「何々」
「なんか嫌な予感しかしないんだが」
「そ、そんなことやるの!?片桐君より私が恥ずかしく……」
「いや、こうしてやっと雫君の真の姿が見れるとは思わないか?」
「確かに……」
「いったい何をするつもりなんだ……!」
「ということで絶賛君に思いを寄せている二人の本気の愛してるゲームだ!!」
「うぅ……」
「愛してるゲーム?」
「簡単に言えば愛してる、と交互に言い合って言われた側が照れてしまっり、笑ってしまったりしたほうが負け、っていうシンプルなルールさ。別に文言は自由で〇〇だけど愛してる、みたいに変化をつけておk」
「綾香はもうすでに負けてるようだけど」
「ほら立つんだ、綾香!今こそ立ち上がる時だよ!!ここで雫君の恥ずかしがる顔を拝むんだ!そうだろ!?」
「水月……。そうだよね、ここが一番の勝負所よね。私頑張るから、もう自分にまけない!」
「いったい何を見せられてるんだ……」
綾香のターン
「片桐君……!そ、その……あ、愛、愛して……るぅ……ぅ」
「え?」
「むぅぅ、聞き返すのは反則ぅ……」
「かわいいなぁ綾香は」
「追い打ちぃ……」
水月のターン
「雫君、私はずっと君を愛している!」
「俺もですよ」
「……///」
「水月……顔真っ赤……」
「えへへ」
「ちょろい……」
雫のターン
「綾香、いつもありがとう。愛してる」
「ボフッ、シュゥゥゥ」
「綾香?綾香ぁぁぁぁ!!」
「いつの日か叶わなかったこと、今ならできる気がするよ。あの時はごめんね水月。愛してる」
「……ッ///」
「あれ、これゲームだよね……?君たち弱くない……?」
「これであと三年は生きられる」
「奇遇だね。私も生きれるよ」
「まったく、人の気も知らないで、もう……」
「あれ、雫君?」
「なんですか」
「どうしてこっちを向いてくれないんだい?」
「ちょっと風向きが」
「室内なのにねぇ。もしかして照れてる?」
「いえ照れてない、照れてませんって。だから覗こうとしてこないでくださいよ!」
「やっぱり雫君は敬語をとろう!私たちの仲は不滅なんだから!綾香!今だ!今こそ写真に収めるんだ!」
「任せて!」
「なんでそう軽々と……。もう帰りますから!」
「ちょ待ってよぉぉ!!ほんとは照れてるんでしょー!おーーい!!」
「片桐くーーん!!」
「……はぁ、また明日な」
「っ!尊いぃ!」
「今ならその意味が分かる気がするよ!!」
「まったく、もうちょっと自覚してくれよ……」
雫は寒空の中を頬を赤らめて進む。
それが寒さゆえなのかは誰も知らない。




