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真美加と結友沙

「宮瀬ー最近授業受けて偉いな〜」


そう褒めてくれたのは、結友沙に告白した先生だ。


女の先生でとても美人。


私は、


「結友沙と約束しましたから」


「えっ⁈ 何の?」


そんな先生に意地悪したくなった。


私は、昔から本能的に可愛い人やクールな人は意地悪して泣かしたくなる。


「先生、耳かしてください」


先生は、耳を傾ける。


「結友沙にキスをされました」


「えっ⁈」


「先生は、結友沙の事好きなんですか?」


「好きだけど、生徒として、私が好きなのは宮瀬さんなのよ?」


私は、衝撃的な一言を聞いてしまった。


「そうなんですか〜、残念、私は彼女持ちです。その子と付き合う前だったら良かったのにな〜」


「何が?」


「告白」


「大丈夫、宮瀬さんを奪えばいいんでしょ?

そう言うのには自信があるの」


少し誇らしげに言った先生は、子供っぽく可愛かった。


結友沙と付き合って、数ヶ月。


喧嘩して、泣かせて、泣いて。笑って、楽しんで、二人で過ごしてきた思い出が出来た。


これからも、ずっと一緒にいたい。


私は、屋上で待っている結友沙の元へかける。


卒業式の日、二人で約束した屋上へいく。


最後の制服を身に纏い、私は言う。


「これからもずっと一緒にいてください」


彼女は涙を流しながら答える。


「こちらこそよろしくお願いします」




「結友沙、大好きだよ」


「うん、私も」







可愛い貴女は風紀委員 END

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