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好きになった訳

私が宮瀬真美加を好きになった訳。


それは、入学してから私は風紀委員に入った頃の事だった。


ここの学校は風紀に厳しいらしく、生活や格好が乱れている人はマークを付けられる。


私の学年では、乱れている人は1人しかいなかった。


その乱れている人の担当が私だった。


私のの学年に風紀委員は1人しかいなくて仕方なく担当になった。


結構問題ばっかり起こしてて、他校の男子生徒と喧嘩したり、授業に参加しなかったり、耳にピアスをあけてたり、と結構荒れていた。


外見は、美人で大人しそうなのにとずっと思ってた。


そんな中私が彼女の事を好きになったのは、七月の涼しい日だった。


私も、授業をサボりたくて彼女を起こしにいく振りをして屋上へ行った。


屋上には、日陰で風がよく来て涼しい場所があった。


彼女は、そこで1人で寝ていて、ついつい見惚れてしまった。


多分この時からだろう、私が彼女を好きになったのは。


そして、ある日。


私は、彼女が起きないようにそっとキスをした。


唇を重ねるだけの、優しいキス。


とても、柔らかかった。


その時初めて、宮瀬真美加の事を好きだと自覚した。

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